« ゆったりペースのつもりは主観的判断 | トップページ | さすが世界遺産の山 真夏でも多国籍 »

2012年8月17日 (金)

雨上がりの大聖院ルートはワイルドだぜ

 大聖院を下りて、白糸川左側にある登山口へ。昨日の豪雨のせいか、上るにImgp8066_editedつれ、だんだんワイルドな風景が広がってきます。この前チョロチョロだった白糸の滝は、激しい水しぶき。切れた岩壁。そして、延々と続く石段も険しい感じがします。そのあたりから、西洋人の若い男女3人組と抜きつ抜かれつし ながら進みます。話しているのはドイツ語か?

 清流の水で顔洗っていると、そのうちの2人が、のんびりしていたMSHの前に悪意なく割り込んできます。先に山道に戻ってきた女性に、「どこから来たのですか」と、日本語で声をかけてみます。でも、肩をすくめて、ぜんぜん分からないといった様子。しかたなく、「ドイチェ?」とたずねてみると頷きました。Imgp8068_edited_2

 それから先は、言葉が引っ掛かり、話すことを思いつかなかったので、会話は終了。カタコトでも、まだ英語の方が良かったか・・・。MSHが水浴びを終えたので歩きはじめます。途中、小岩におおわれた砂防堰堤の下を渡ります。水が流れ、風が吹きぬけて気持ちの良いこと。ここでも、手を潤したりして、しばし休憩です。

 堰堤東側の急階段を上ったところで、2月にはツララができていた岩壁の前を通過。少し下って再び小川を西に渡ります。道はそのまま谷川に沿って上がります。水の流れる音を耳にしながら歩くのは快適。そうこうしながら、仁王門分岐に到着。結構ハードな大聖院ルートもこれで終了です。 Imgp8074_edited

 とはいっても、ここから駒ヶ林山頂への道もその前のルーとに劣らず、日ごろ山を歩きつけていないMSHには、かなりキツかったようです。しかも、岩盤の上にある山頂(506m)に到着すると、慣れない高所のためか、CGSは這う這うの体に。尻がゾクゾクする西端の断崖に立つことは、とてもできませんでした。

 とは言いながらも、ここで昼食をとります。涼しくて心地よいのですが、風は強め。ビニル袋などが飛ばないよう注意が必要です。少しゆっくりと休憩して、今度は弥山へ向かうことに。ここから眺めると、鞍部は低く、弥山山頂は高く見えますが、誰も音を上げず、再び仁王門分岐へとUターンします。Imgp8079_edited 

 材料はどうやって運ぶのかと思いつつ、建造中の仁王門をくぐって、山頂への険しい急階段を上ります。大日堂の階段を相棒の後から駆け上って、さらに上ると干満岩。今日は思い切って、岩の穴に溜まった水を舐めてみます。しかし、先日包ヶ浦で味わった海水のようには塩辛くはありませんでした。そして、昼の干潮時刻は14時19分。それにしては・・・。

関連日誌
駒ヶ林から多宝塔へ下りる

« ゆったりペースのつもりは主観的判断 | トップページ | さすが世界遺産の山 真夏でも多国籍 »

宮島」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雨上がりの大聖院ルートはワイルドだぜ:

« ゆったりペースのつもりは主観的判断 | トップページ | さすが世界遺産の山 真夏でも多国籍 »