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2012年8月 1日 (水)

鷹ノ巣山砲台跡までの難儀な道をたどる

 ウグイス歩道をしばらく進むと、谷川沿いに道らしきものがありました。入ってみImgp7964_editedると、やや藪戻りしているところはあるものの、尾根から少し下りた地点で博打尾ルートに合流しました。ところが、尾根の道はまだその上方に。復路はここを通ってみることに決めます。

 包ヶ浦分岐をすぎ、榧谷駅の手前にあるピークまで、いくつかのコブを乗り越えながら歩きます。ピークの西側斜面にさしかかったとき、道のようものがある崩れた分岐を発見。しかし、念のためもう少し駅まで接近。麓へ通じる尾根の位置からすると、さっきの分岐しかないと判断して、引き返します。Imgp7974_edited

 分岐には、案内などまったくありません。いきなり砂地の急坂。滑らないように気をつけて道らしきものを辿って歩きます。途中で、道が一部樹の間に消えてしまいますが、そのまま下りているとまた現れます。やがて、ベンチのある休憩所に到着。

 そこは地図で目星をつけていた場所です。予想どおり分岐がありました。南と北への三叉路。おそらく南は大砂利方面でしょうが、北はどこへ向かっているのか。海岸方面にある鷹ノ巣山へ向かうにはどうすれば良いのか考えます。 Imgp7977_edited

 大倒木の下から探ってみると、東へ向かう道らしきものがあるのを発見。若いシダの藪に蔽われ、クモの巣だらけですが、ところどころにテーピング。しかし、急坂を下りていくほどに、入浜が左手に見えるようになってきます。

 道が違っているのか、やっぱり北側の道が正解だったのだろうか。しかし、かなり下りてきているので、今さらもう引き返すわけにもいかない。入浜から包ヶ浦に向かう沿岸道路の坂を上ることになればそれまでと、腹を決めつつ、Imgp7981_editedとにかく下りて行きます。

 ところが、下へ降りるほどに、入浜は右側に移動。そして、何やら見覚えのあるような鞍部にたどり着きます。さらに斜面の危険な道を進みと急登を上りきると、奇しくも、今年5月に鷹ノ巣山に来たとき、入浜に降りようとして迷い込んだ入口、砲台跡外周の南端に出てきました。

 大砲台跡の階段の上で静かに昼食をとった後、本来なら下りてくる予定だった砲台Imgp7980_edited西側の下山口を確認してみます。やはり広くて歩きやすそうな道。おそらく休憩所の北分岐から通じているに違いない。またそのうち、大砂利ルートも含めてトライしてみたいものです。

関連日誌
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