柚木城山西ルートでまた泥沼に足を突っ込む
315峰と柚木城山山頂(339.4m)をパスして、柚木城山の二重鉄塔へ乗り上げるルートを通るので、突き当りを右ではなく左の正向寺側に下ります。それでもその前に一応、突き当たりのブロック塀の周辺を探してみましたが、やはり道らしきものは見当たりませんでした。
正面にある鉄塔の山だけ上ってもしょうがないので、巻き道を進み、草沼道の横断歩道を渡ります。霊泉寺の狭い境内に入り、左へと上りますが、寺の建物が倒壊してるので、何となく個人の庭を歩いているような申し訳ない気分。山道に出たのは、観音様の手前ではなく、少し上ったところにでした。
そして、縦走路ルートと二重鉄塔ルートへの分岐。もちろん後者を歩きます。例の山道か斜面かはっきりしない道を経て谷に下り、川で遮られた道を渡ります。再び上り、例の尾根の分岐に到着。今回はh字型分岐を曲がらすに、まっすぐ行ってみます。
ところが、はじめは北方向に進んでいた道は、どんどん山の稜線から離れていきます。やがて、西へと向かい、しかも標高が下がってくるので、このまま進んではヤバイと判断。引き返すことにします。そして、再びh字型分岐に戻って、あの泥沼を通ることになってしまいました。
この前より足場が悪かったようで、注意したにもかかわらず、両足がずぶずぶと泥に沈み込んでしまいます。何と、右足は足首まで。お陰で靴の中にまで泥水が・・・。気持ちはやや落ち込みますが、ナンクルナイサァ、そのうち渇くさぁと、足もとをチェックしたりせずにそのまま歩きます。
鉄塔下の巻き道分岐に出て、そこから、また谷へ下りていきます。どうも、次の分岐の西方向は、草沼道に続いているのではないだろうかと推測。この分岐は巻き道分岐と思っていたのは勘違いのようです。さきほどの尾根道のルートも同じく草沼道への下山道の可能性大。そのうちこのルートの探索だけに挑戦してみるというテーマができました。
谷から、最後の急坂を上って、二重鉄塔に到着します。そして一息ついて縦走ルートに合流しました。しかし、山頂回避ルートとは言え、少し探索したので、果たしてどれほど時間短縮と体力キープに貢献できたのかどうか疑問が残ります。
己斐垰口へ向かう下り道で、相当疲れた様子の男女のハイカーとすれ違いました。すれ違うときに、思わず「くたびれてますね」とその歩き方を指摘すると、武田山から歩いてきてへとへととのこと。7時ころから上りはじめたらしい。「気をつけて」ではなく、タブーにしていた「頑張って」が自然な気持ちで出てしまいました。
« 鈴が峯東峰山頂にはクマンバチが乱舞 | トップページ | 対向者の通過を整然と待機する山ガールズ »
「やまなみコース縦走」カテゴリの記事
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ③(2025.01.03)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ②(2025.01.02)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ①(2025.01.01)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 北半分 ④(2024.12.26)
コメント