二十畳岩から大岩に上がる
比較的緩やかな谷道から、312ピークあたりから尾根道 にかわり、模擬階段が多くなります。やがて二十畳岩まで2分という看板。向かっていると、女性の声がします。岩に着くと、女性ハイカーが2人。岩を伝う、木を渡した数メートルの「橋」が渡れないらしい。確かに濡れていて、滑りやすい。
そばの岩を掴みながら、その先は四つん這いになって渡りました。彼女らにも勧めてみますが、「無ゥ~理ィ」の反応。それにしても岩の上から眺める景色は抜群。同じ道を上ってきたようで、白木山へいけるのかどうか尋ねられます。入口で聞いた話では縦走は可能らしいと、道聴塗説。
しばらく景色を眺めてふり返ると、女性ハイカーたちは腰掛けて何かしています。少し早いけど食事でしょうか。こちらは、その上にある巨岩に挑戦。何とか側道をよじ登ってここでも眺めを堪能します。しかし、下りるのは面倒そうなので、そのまま山の斜面を元の道の方向めざして歩くことにしました。
あいまいですが、何とか道のようなものがあります。進み続けると、登山道に帰ることができました。ひと安心して、また上ります。しかし、ひょっとしたら、先ほどの女性ハイカーたちが「さっきの男性の姿が見えなくなった」と心配したかもしれません。しかし、山の行動は一応「自己責任」が原則ですから、おそらく大丈夫。
鬼ヶ城山山頂直前に、電波塔と話に聞いた林道。そこからさらに上って到着した山頂は、やはり、樹に蔽われていて、まったく展望はありませんでした。水分補給だけして、798ピークをめざすことにします。そこからは緩やかな稜線の道。林道に出る直前のコブは立ち入り禁止ですが、すぐ左側に進入路がありました。林道に出ると、すぐ北に入口があります。
上っていくと、鉄塔の下にある別の林道に出ました。風が強いためか、山頂にある巨大な電波塔から大きな機械的な音が出ています。電波塔といっても塔だけで、アンテナがひとつもありません。立派なものですが、いずれ取り壊すのかもしれません。周囲の樹が高く展望を遮っていますが、それでも合間から見ることができます。
ここで昼食。しかし、曇っていて風が強いので、寒くて長居はできません。少し早いから、白木山縦走を試してみるという手もあると思いつつ、結局、今回は可部まで歩く予定にしているので、楽しみは次の機会に残しておくことにしました。しかし、その判断がやがて幸いすることに。
しばらく、林道に沿って歩きます。少しだけ白木山からの縦走路にあたる北東へ向かい、交差する南西へと戻る林道に入ります。やがて、今度はアンテナのついたちょっと小柄な電波塔のある758ピークの下を通りかかります。塔に向かうまっすぐな坂があったので、上ってみると案内板がありました。林道のそばを通っている山道が、別にあったようです。
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安佐北・鬼ヶ城山への挑戦
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