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2012年5月19日 (土)

大原山東側には案外しっかりした山道

 ようやく藪から脱け出して、山道を北へと進みます。小茶臼Imgp7446_edited山へ向かうつもりだったのですが、どうも進路が東に反れてきました。途中、分岐を見過ごしてしまったようです。今度は、注意しながら引き返したところ、見覚えのある案内板を発見。小茶臼山へと向かいます。

 山頂で一息ついた後、再び、三滝山方面へ歩を進めます。途中で、「ふじハイツ」方面への案内板は下山道ではなく、小茶臼山方向を指していたことが分かります。その反対側の谷へ向けて「三滝山へ」という表示も目についていたのですが、まっすぐ広い道が続いているので、そのまま道なりに。Imgp7447_edited

 ところが、その道は緩やかに下りながら、どんどん南東へと向かっています。どうも方向が変。そういえば、確かこの辺りで谷に下りたような記憶がよみがえってきました。先ほど通過した表示のところに違いないと、引き返すことにします。しかし、それではこの広い道は、いったいどこへ続いているのでしょうか、そのうち歩いてみたい。

 「三滝へ」の表示板から谷底へと急坂を下りて、反対側の急坂を上ります。鉄塔のある山へ上がると、間もなく大迫団地へ出るガードレールの取り付き。そして、車道を渡って高垰山(23Imgp7448_edited7m)の山道入口にある階段を上ります。下りてきた手ぶらウォーカーとすれ違います。ハードな散歩でしょうか。

 展望岩で景色を眺めながら心地よく昼食をとった後、いざ出発と思っていたところに、ジャージスタイルの若者。先に行ってもらいます。ここから三滝山山頂までは、何箇所か急登はあるものの、比較的緩やかな稜線の道になります。さすが三滝山ルートに出ると、これまでと違って、何組かのハイカーと出会います。

 胴長で足の短い犬を連れたハイカーとすれ違います。「段差は上れますか」とたずねると、「何とか大丈夫」という応え。間もなく山頂というところで、展望岩で先行させたジャージスタイルと再会します。「速いね。走っとるん?」と声をかけると嬉しそうな返Imgp7454_edited事。

 三滝山山頂(356m)には、4組十数人のハイカー。それぞれ木陰に入って昼食中、内輪で固まっているムードです。こちらはすでに済ませた後なので、長居をせずに下りることにします。双子岩に至るまでの距離を長く感じましたが、ここから眺めると大原山(224m)と同じくらいの高さに見えます。

 コブを越えて鞍部に下りると分岐、大原山へと向かいます。急登ですが、その分距離は短い。山頂到着後、すぐに東方面への道を進みます。前回少しだけ頭を突っ込んでみたので、道が続いていること分かっていましたが、あまり人が通らないのか、下草が茂っていて、くもの糸が頻繁に顔に引っかかります。Imgp7458_edited

 それでも、西側からの道と違って緩やかな尾根道。このまま長束方面に出てしまうとまずいので、あるはずの左側への分岐を見過ごさないよう注意しながら進みます。やがて、いつも麓から見える反射板に到着。その左を通って下りると、左右に分岐するT字路がありました。有無を言わずに西へと進みます。倒木が何本かあったものの、道はしっかりしています。

 結局、下りたところは森の東端、しっかりとした登山口になっていました。同じImgp7459_edited森のようなので、前回入ったところを確認してみると、そこから十メートルほど西側に判別のしがたい曖昧な空間がありました。その森を出て高級住宅街を通り、低きへと歩いて三滝駅へと帰りました。(了)

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