可部東の住宅地への下山は想定外
坂を戻ってみると、林道とは別に右側に山道があるのを発見。そちらを進みますが、結局、合流することに。そこは見晴らしの良い地点。しばし展望して、ふたたび山道へ戻ります。そこから一度下って、小さな2つのコブを上って下りてさらに上ったところ辺りから、地図どおりに歩いていたつもりでしたが、予定ルートとは別の道を進んでしまったようです。
どうも、歩いている最中、本来ならそこから、675.4ピーク、551ピーク、さらに216ピークと西から南西へ向かうはずなのに、コンパスの示す方向が、どうも少し違うような感じを抱いていました。何度か「可部東・・・」への案内表示があったのですが、分割して携帯していた地図にはその表記がなかったのも禍したようです。
振り返ってみると、2つめのコブから西南西へ向かうはずのところを、北北西の707ピークへ向かってしまったことがそもそもの間違い。しかも、山頂直前にあった分岐も、あろうことかもうひとつ北側へ向かうルートへ。山頂を越えてみましたが、いくらなんでも方角がおかしいので、引き返します。そこでこんどは南側の「可部東・・・」へと向かうルートに。
すると、山頂でもないのに599地点の目印がありました。ここが山頂でなかったことも誤解の元に。すでに携帯している地図から外れています。そこにも「可部東・・・」の案内。何か変な感じとは思いながら、その方向に進みます。、しかし、この時はまだ決定的な間違いを犯していることには気づいていませんでした。
そのため、とにかく南西へ向かう道を念頭に進みますが、思うようにならないはず。そして、しばらく続いた稜線のゆるい道から、700mクラスの山らしく下りは急坂、落ち葉が溜まった歩きにくい道に変わります。すると、地図にはない林道に出てしまいました。おかしいと思いつつ下りてみると、その林道のすぐ南側に下り道。
はじめは幅が狭く、危険な斜面でしたが、やがて 道らしくなります。ところが、さらに歩いていくと、道案内の青いリボンを最後に、広い谷になってしまいます。どこに道があるのか分からない状態。そこで右側にある尾根に上ってみることに。しかし、そこも藪こぎ状態。とにかく尾根上をキープして、下へと切り開きます。
何とか危機を突破、どこから途切れていたのか山道に戻ることができました。そして送電鉄塔に。高さを考えても、これこそ、216ピークに違いないと思い込みます。しかし、そこからの道は繁茂したシダの中を分け入る道。見えないところに伐採された低木の切り株などがあって足を取られます。そしてやがて出口らしき林道に。
下りてみると、住宅街。下山を予定していた場所にはないはずだが思いつつ、住所表示を見ると、可部東6丁目。しかも、北側の大きな山と南西の小山も想定外。25000分の1の地図をチェックしてみると、北は高松山(339m)、南西には寺山(102.1m)、最後の鉄塔があった山は、紛らわしいことに標高1m違いの217ピークでした。
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