緑井権現山で大きなウサギと出会う
緑井駅から歩き出してしばらくすると、ポツポツと降っていた雨が、少し強めになります。さっそくカッパを着用。毘沙門天の参道までは不案内で、地図と看板が頼りでしたが、参道に入ると、ずいぶん前にいっぺん下りただけなのに、何となく見覚えのある街並み。とにかく上をめざして歩きます。
本堂まで上りきると、虎のように獰猛そうな猫?の狛犬。それで「毘沙門猫」かと納得します。西側に向かい「多宝塔へ」の案内のある道を上ります。はじめの急階段を過ぎると、この前下りた険しい岩道と違って、トラバースする歩きやすい道。
多宝塔からは、やや急登になりますが、距離は短め 。権現山(396.8m)の山頂にたどり着いて、見渡してみます。西側の山を見てみますが、どうも「コニーデ山」の山陰がははっきりしません。少し下りた休憩所で昼食にします。
休んでいる間に、急に雨足が強くなります。12時の強雨の予報は当たったようです。今回は、このまま下山しようかという気持ちも芽生えたりします。しかし、長く休んでいれば止むという保証もないと叱咤して、再び歩き出すことに。
西側に下りる道を探していると、何やら模擬階段の道があるのを発見 。しかし、行き先を示す表示はありません。とにかく下りてみることにします。ずんずん西へ。ひょっとしたら、この道がゴルフ場に続いているのかもと期待しながら歩きます。すると、今度は北へ向かいだし、さらに南へ折り返して尾根を跨ぎます。
これは、期待していた道ではないと思いながら、道なりに歩いていると、再び上りはじめます、そして行き着いた先は、先ほどの休憩所の下側です。結局、休憩所の上から西側の尾根を回って下側に出てきたということに。散策ルートとして造ったのでしょうか。
上り際に、写真を撮ろうとカメラを引っぱり出していると、何と猫ほどの大きさのウサギが十数メートル前方にピョンピョンと跳び出してきまし た。なかなか出てこないカメラを出そうとしている瞬間に、ウサギと目が合って、逃げられてしまいました。残念。
権現山にウサギがおったとは知らなんだ。去年は、阿武山でシカと出会いましたから、ひょっとしたら、このあたりの山ではクマと出会う可能性もなきにしもあらず。しかし、鈴をつけてカランカラン鳴らしながら歩いていたら、こんな出会いには恵まれないかもしれません。
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