七久谷ルートから新道を歩く
登山口を少し上がった分岐から、七久谷ルートを歩いてみることにしました。周りの景色を見ると、どうもはじめてのようです。薄暗くて涼しい森の中を歩いていると、谷川の方からクワックワッという声が聞こえてきます。宮島で聞いたものと同じですが、鳥ではなくてカエルの声かも。
道の突き当たりに夫婦杉がありました。いつのまにか、七久谷尾根コースと合流したようですが、どこで一緒になったのでしょうか。少し引き返してみましたが、判然としません。七久谷南天を過ぎて、しばらく進むと水場があります。左に上がるといつもの休憩所、右には「新道まで150m」の案内が新設されていました。
少し北東に戻ることになりますが、思い切って未踏の新道をめざして進むことに。目的の合流点は、まだ工事中のようで、はじめは斜面に近い状態ですが、上っていると、やがて北から西へと上向する九十九折の道になります。
前回の逆縦走では、予定ルートを踏み外して途中まで折りかけた道です。新道を上りつめたところにある切り開かれた丘。樹々の間から山の北側の景色が見えます。角度が違うのか筒瀬の422ピークは、コニーデとはちょっと違う両翼が張ったずんぐり形。このルート、緩やかなだけ時間がかかります。
武田山山頂へ到着する辺りから、風が強くなってちょっと寒くなりました。誰もいないかと思っていたら、説明看板の陰に、女性ハイカーが潜んでいました。祇園何とかの会の団体がこれから上ってくるとのこと。先駆けで上ってきたようです。祇園北高ルートからしか登ったことがないというので、七久谷ルートのことを話します。
こちらのルートは休憩所から山頂にかけてかなりの急登があるけど、祇園北高ルートでも山頂あたりはキツイでしょうと問いかけると、全然そんなことはないという返事。相当な「健脚」ハイカーなのかもしれません。そのうち、仲間らしい2人が上がってきて内輪の話に入ってしまったので、火山へと出発します。弓場跡では、弓矢に興じる男女3人のハイカーがいました。
火山への長い道を歩きます。黒谷山、堀切分岐ピーク、そして山頂近くのコブを過ぎて、山頂に到着。昼時間なのに、今日は誰もいません。丸山へ向かう途中、また赤いヘビに出会います。すぐその後に黒ヘビの逃げる音にびっくり。ハイカーとしては、背中でラジオを鳴らしている女性とすれ違ったのみです。丸山で昼食をとります。
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