坂山からの下山ルートは急勾配で長い
そういえばここは、前回途中リタイヤしたハイカーが、座って弁当を食べていたところです。二つ続いてある案内表示板を確認してみます。ひとつめは「中野平原橋」へ、これが山頂の案内にあった「平原」のようです。さらにもう少し進んだところに「阿戸舛越垰」への分岐がありました。
「平原」、これも後から思い出したのですが、中野東駅から上ったときの登山口が確か「平原登山口」でした。とすると前回も「中野平原橋」は通ったようですが、案内板が示している別のルートがあるのかもしれません。
谷底からは緩やかな上り坂がしばらく続きましたが、514ピーク間近になるとかなりの急登。それを上ることに夢中で、前回中野東駅から上がってきたルートとの合流点を見過ごしてしまいました。そして前回514ピークと思っていたのは峰にあるコブだったようで、その先に本当の山頂がありました。
514ピークから坂山までは、峰伝いの割と緩やかな道をたどります。坂山山頂(499.8m)からの展望はかなり広範囲に渡っているのですが、あいにく南側だけ樹が茂っていて、その間からしか鉾取山を見ることができません。さらに歩いて、そこから東に谷へ下りて、459ピークの直前の分岐を、瀬野小学校方面の案内にしたがって進みます。
谷をまっすぐ下りる道、かなりの急勾配です。振り返って、上りを想像するとかなりキツそう。しかも、2㎞という案内ですから、行けども行けども、登山口には到着せず、相当距離があるように感じます。途中、水道施設があって、そこから勾配は落ち着きますが湿った林道が続いています。
ようやくたどり着いた登山口から、瀬野川駅までもかなりの距離。自動車がバンバン走る国道2号線の歩道を歩いて、瀬野駅へ。排気ガスをかなり吸い込んだかもし れません。それにしても、登山口までが長い。今度安芸アルプス縦走に挑戦するときには、ちょっとした覚悟が必要かもしれません。(了)
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