下山口から古市橋駅までの街中ルートで難儀
水越垰からは、いつものルートではなく、南側を回る道を歩いてみることを思いつきます。これは地図を眺めていて、いずれ歩いてみようかなくらいにしか思っていなかったので、肝心の地図を持ってきていま せんでしたが、案内のしっかりしている武田山なら大丈夫でしょう。
弓場跡までのルートは328mですが、これから通る馬場跡までは442mと100m以上長い。そのため、傾斜が緩やかで下りもあります。武田山ハイキングの最初に相棒と歩いたことのある、下高間・上高間のルートに合流。いくつかの合流点を経て、最後は、緩んだ気分を引き締めるように急登を経て、い つもの西から山頂に向かうルートに。
小雪が降ったためか、武田山山頂には誰一人いません。これまで何回も屏風のような岩の手前を下へ歩きましたが、いつも藪こぎ気味に。今回ようやく、ここからはまともな道が続いてないことを悟りました。落ち葉だらけの斜面をこいで、「犬通し」にある吹通しルートに限りなく接近した後、下山道に入ります。
急斜面に何本かルートがあるようですが、滑らないように気をつけて歩いていると、必ずいつもの分岐休憩所に出ます。前回上った鉄塔ルー トを選択。しばらく坂は急ですが、やがて尾根の緩やかな坂になります。そして花みずき台へと無事に到着。しかし、そこからがちょっと難儀なことに。
ネットマップから取り出した、未踏のルートを古市橋駅まで駅まで歩きます。しかし、最初から、人が通れる階段を無視して大きく蛇行を繰り返したり、どうもあまり芳しくないルート。終いには、地図と現場が食い違っていて、細かい道が分からなくなってしまいました。なかなか踏み切りに、接近することができません。
戻っても、道は明らかではないと思い込んでいたので、すぐに踏み切りに出るだろうとそのまま歩きます。しかし歩けども歩けども、線路に交わらない平行状態。結局、相当な大回り、線路沿いの県道に出たときには、古市橋駅かそれとも下祇園駅か、どちらに 行くべきか迷ったほどです。
後からそのマップサイトをチェックしてみたところ、確かに道はつながっています。もっと地図を大きくプリントしていれば、迷走は避けられたかもしれません。そして、たどり着いた踏切からは、下祇園駅へ向かうより、古市橋駅の方が近くでしたから、何とかそれ以上の徒労はせずに済んだようです。
それにしても油断。山歩きは出口と入口が一番迷いやすいというのが、これまでの教訓だったのに、縦走とは言え、歩きなれた「やまなみハイキング」ルートだから、何度も利用している古市橋駅だから、と気を緩めてしまったことが原因かも。
前回、今回とたどり着けなかった「ひょうたん岩」、確かに道が荒れ ていますが、もう一度、今度はアクセスに成功したことのある、東側の堀切分岐から「上の道」を通るルートで、しかも縦走の途中ではなく、単独に近い状態で挑戦してみたいと思っています。(了)
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