三滝山山頂でのエンドレスな話に時を忘れそうに
大原山から三滝山へは、これまで何度も通った安心して歩ける道。鉄塔のあるコブをすぎ、双子岩からちょろっと景色を眺めて、急登を山頂へと向かいます。前方に空が見えてきたので、ちょうどそこに下りてきたハイカーに、挨拶しながら、「あと少しで頂上ですか」と声をかけます。
三滝山山頂には、3組10人あまりのハイカーが先着していて、それぞれ昼食を始めたところ。宗箇松近くにいたグループの付近はタバコ臭いので、少し離れて座わります。ベンチ代わりの倒木のちょうど前に豆のような糞。それがシカのものかウサギのものか、そばにいたハイカーと話になります。
阿武山でシカを見かけたこと があるというと、もうひとりの先輩格らしい女性ハイカーが阿武山の話を引き受けて、「この前上ったけど、階段ばっかりでしんどかった」、「今度は日浦山に上ってみたい」と話を進め。それを受けた人が「仏舎利塔のある山に上ってみたい」、「極楽寺山には広島工大からのルートを上ったことがある」などと、延々とおしゃべりが続きます。
早々に引き上げたつもりでしたが、後からチェックすると、昼食休憩がいつもより長くなってしまったようです。先発の挨拶をして高垰山をめざして歩きます。途中でインド系の顔をしたハイカーと すれ違いました。どこか日本語の挨拶もギゴチない感じ。山道は稜線伝いでほぼトラバース気味の緩やかな道。それでもAルートとの合流点付近で若干の急坂があります。
それから高垰山まで歩いているときに時間をチェックすると、まだ午後1時前。これからの難儀を予想だにせず、今回は早めに終了するかもしれないと、甘い考えをいだきます。そこからすぐの展望岩を経て、竜王町から大迫団地に抜ける道路にある「新垰」北側の階段を下ります。車が頻繁に行き交う道路をやや強引に横断、大迫団地の東端を歩きます。
小茶臼山へ取り付きが分かりにくいという情報を得ていたので、ネットに掲載されている登山口の写真を良く確認しておいたのが幸い。迷うことなく小茶臼山への山道に入ることができました。そこから起伏のある小山がいくつかあります。鉄塔のあるところで少 し踏み外しかけましたが、程なく軌道修正しました。
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