下山路は退屈 いつもでも長くて急勾配
洞所山(641.4m)には、山頂を示す新しい 表示がつけられていて、前回より明るくなっているような印象をもちました。新垰への標高200m近い下り道の途中には、膝に応える模擬階段。そして、新垰から566ピークへも急登です。振り返ると、原山の鉄塔がずいぶん遠くに見えます。そしてもう一つ向こうに鉾取山。
古垰を過ごして、538ピークから城山(592.8m)へ。確かに北側から見ると、山頂は盛りあがっています。しかし、城が本当にあったのかどうか。誰の城だったのか。よく分かりません。すぐ南のコブにある岩、展望を確かめるために這い上がってみましたが、反対側の山道に下りるのにひと苦労。
城山からの模擬階段の赤い杭に記されたカウント。100から はじまっていたのかと思っていましたが、間隔をおいて赤穂垰まで続いていて、確か185までありました。そして、今度はまたそこから、金ヶ燈篭山山頂までのカウントが始ります。但し、こちらはルートが比較的緩やか、そのため模擬階段が少なく、30で終了していました。
城山からの下り道で、手ぶらのジャージハイカーとすれ違います。この前にも出 会ったような記憶。しかし、聞いてみようと思って振り返ったときには姿が遠くなっていました。そして、そこからは、歩きやすい稜線ルート、しかし、風が強くて吹き飛ばされそうです。途中で、大きな木の杖を使っている年配のハイカーに出会い挨拶。
やがて、金ヶ燈篭山山頂(531.9m)に到着、一息ついて下山に入ります。しばらく歩いて、林道に下りて、愛宕神社に。長い石段、手すりはないけど、高低差が小さいのでまだ歩きやすい。いつものように、下山にかかると退屈になるのか、出口までは遠い。道が長い上に勾配を大きく感じます。
下山口から矢野通りまでは、低きに流れて迷うことなく進みます。それにしても、目印になる「東洋工業」は移転したのか、周りは住宅ばかりであろうべきはずのところは更地になっていました。どおりでこの前、いくら探しても見つからなかったはずです。
もし今後、興にでも乗れば「狛犬」研究でもはじめるかと、姫宮神社で撮影。その後、西側へ分岐する通りへ入るところをうっかり通過してしまいます。いつまでも、矢野川が右に見えていることから、進路を誤っていることを悟り、軌道修正します。しかし、そのおかげで、川沿いの家の合間から金ヶ燈篭山を同定することができました。(了)
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