火山でも深く考えず急斜面を藪こぎ
火山は、ひょうたん岩をたどるルートに挑戦します。山頂からは、かなり離れることになってしまいますが、他にスルーできる道はなく、ひょうたん岩にも、いつか機会があれば、もう一度行ってみたいと思っていたところなので好都合。
水越垰から、353ピークを過ぎ、堀切分岐ピークに到着。火山を見上げると、まだ相当高い。「今回は楽をさせてもらおう」と甘い考えを抱きながら、堀切方面へと下りて行きます。
353ピークは、「南天ピーク」としていましたが、標高が記載されているのが分かったため変更。「堀切ピーク」にも正確さを期して「分岐」を加えました。心の中で・・・。
堀切まで来ると、ひょうたん岩ルートへの分岐。さらに進むと、今度は「ひょうたん岩へ」と「上下の道分岐」という案内板が上下2枚あります。これは、ひとつづきに「ひょうたん岩への上からの道と下からの道の分岐」と読むようです。ここを、「はじめてに挑戦」で、「下の道」を選んだばかりに、またもや悲惨なことに。
下の道は、だんだん下草がおおい茂ってきます。山の斜面に沿って、蛇行したり、上ったり下りたり。だんだん道が見えなくなり、それらしき踏み後を探して歩くことに。よほど人が通っていないようです。さらに、はじめは幹だけだった倒木も、やがて、枝や葉がついたままで、下を潜るのも跨ぐのも難しい大木に。
これを乗り越えたとしても、その先に道があるのかどうかも判然としません。そのため、武田山での轍を踏まないよう確実な足場と手掛かりを探しながら、藪と岩を這い上がることにしました。しかし、後から考えれば、一旦向こう側に下りて道を探した方が無難でした。
少なくとも尾根に出れば道があるはずですが、そのときはあまり深く考えずに、場当たり的に行動します。上がっても上がっても藪と岩。しかし、やがてテーピングをした木を発見、何とか道に乗り上げることができました。そこからも、結構な急登を上ります。しかし、結局ひょうたん岩にはたどり着けず、例の火山西側の山道に出ることに 。
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