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2012年1月 2日 (月)

姿けだかき二葉山~追伸

 二葉山~牛田山を歩いたときの日誌「姿けだかき二葉山」に、観音小学校の校歌で、近くの山でもなく、さほど目立たない山容の二葉山が姿けだかきと歌われているのは理由が分からないと書いたことがあります。ところが、昨年12月に再び二葉山を訪れたとき、仏舎利塔の案内板をもう一度読んでみたところ、その理由が分かったような気がします。

二葉山平和塔Imgp6397_edited
 この広島市二葉山平和塔は、人類の幸福と戦争のない世界の恒久平和を念願し、史上最初の原子爆弾の犠牲者二十数万の冥福を祈り、平和聖者釈尊の御真骨を奉祀し建立されたものであります。
 昭和二十九年四月、日本山妙法寺山主藤井日達聖人により地鎮祭が行われましたが、その後、十二年を経て昭和四十年、地元の開拓団の方々が、各自の土地の一部を売却して建設資金をつくり、日本山妙法寺や有志の協力により完成し、昭和四十一年、八月五日に落慶式と広島市への寄贈式が行われました。
 塔内にはインドのネール首相より贈られた仏舎利が一粒、モンゴル仏教徒やセイロン国(現スリランカ国)より贈られた各一粒も合わせて奉安されています。正面の仏像は、昭和四十一年五月、セイロン国から贈られたものです。また県市民の願いをこめた祈念石数万個も収納されています。
 なお、標高百三九米の山頂のこの地は、半地下式の大型高射砲四門がすえられていたところです。

 そして、観音小学校の校歌、もっともこのテーマに関係あると思われるのは1番。次のような歌詞です。「姿けだかき 二葉山 学びの道に はげむわれ 平和日本の のぞみもて とわにつづけん このあゆみ」。
 昨年末、「包括的例外化」ということで武器輸出輸出三原則の緩和が決められたそうですが、改めて広島の県民・市民が、戦後の平和の出発点に抱いた気持ちに思いを馳せてみたいものです。(了)

参考サイト:広島市観音小学校校歌

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