影橋から蓮華寺山山頂へのルートはちゃんとした道
よく目立つ影橋を渡って通りに入るとすぐに、「蓮華寺山山頂2,166m」の表示があったので安心。地図に示されている寺をめざして歩きます。しばらくすると、品秀寺登山口の案内看板があったので、さらに勇気づけられます。山道に入る直前に出会ったハイカー(?)からは「ご苦労様です」との激励も。
先ほどの案内板にもありましたが、途中で、「ここから急坂」という表示。一息ついて、心して臨みます。ここも手を使ってよじ登るほどではないのですが、日浦山の影ルートと同じくらい落ち葉がいっぱい。上りはまだ大丈夫ですが、ここも下りるのはたいへん。
やがて、展望台に。日浦山がよく見えます。宮島まで見えると案内していますが、あいにく遠景には靄がかかっています。身を乗り出して、呉娑々宇山を眺めてみますが、電波塔は確認できず。そこからまだ急坂が続きます。到着した送電鉄塔から、南側の山々を眺めます。
しばらく歩くと合流点、何も案内はありません。ところが、そのもうひとつ上にまた合流点があり、「畑賀(北谷橋)1.0㎞ 五輪の塔」からという案内表示。おかしい、本来ならここまで歩いた道にあったはず・・・。後でよく確かめてみると、同じ畑賀からのルートでも、「北谷橋」から上ってくる道が別にあったようです。
さらにもう一度、今度はこの前下りた蓮華寺へのルートと合流します。そして、中心広場(354ピーク)を経て、緩やかな道。蓮華寺山山頂直前で、瀬野中学校ルートへの分岐がありましたがそのまま直進して、山頂(374m)へ。周囲の山を見渡して、そのうち歩くぞと闘志を燃やします。
下山は、北側へ。一旦下りて、散策コースを歩くと、結局山頂の東側をグルリとまわって、先ほどの瀬野中学校ルート分岐を少し下ったところに合流することになりました。はじめは緩やかな道から、また落ち葉の溜まったやや急坂です。そこからしばらくすると、今度は落ち葉がまったくない尾根の歩きやすい道に。
折れた竹が折り重なった薮から谷に入ったところに「光明水」という仏像の連なる水場、さらに下りていくと「龍心寺奥の院」があります。寺らしくそこからは、掃き清められた道。しばらく歩くと、林道に出ました。ここが登山口と思っていたら、そこからずっど下った、瀬野中学校のすぐそばに、「蓮華寺山登山口」の案内板。
今回は安芸中野駅ではなく、ほんの少し近い中野東駅に向かうことにしました。しかし、そうは言ってもかなりの距離。おまけに、駅についてみると、次の電車が30分近く後、しっかり待たせてもらいましたが、電車は空いていて、座ることができたのでラッキー。脚を休ませることができました。(了)
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