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2011年12月10日 (土)

矢野下山口から隠れ道を歩く

 ホームテレビ電波塔跡のフェンス内にあるらしい568.1mの三角点の近くを過ぎて、Imgp6120_edited発喜山下山口へと歩きます。ここからいつもの急坂。歩いていると、「ヤッホー」を繰り返す男女の大声が聞こえます。おそらくこの山の配置では、ヤマビコにはならないでしょうに・・・。途中で恥ずかしそうに待機している声の主に出会います。

 標高100mほど下りて、割と緩やかな峰伝いの道を発喜山から野間神社へ。しかし、そこから一気に細い急坂、よくこんなところに神社を建てたもの、よく参拝しにここまで上るものと思えるような道です。しかし、この山道も標高100m下りると緩やかになり、矢野城跡にたどり着きます。Imgp6122_edited

 前回このルートを上ったときに見つけた団地への道を探しながら歩きましたが、結局、見つけることができませんでした。そのため広島熊野道路の陸橋を歩くことになってしまいます。しかし、ここも下りるのは初めて。前回、道探しに苦労しながら上ったことを思い出しながら歩きます。予想どおり、民家のすぐ右側に出てきました。

 ところが、そこからまた冒険心を起こして、地図に書かれたとおりの道を進んでImgp6123_edited_2みることにトライしてみます。道なりに真っすぐ進むと、私有地のようなところに入りそうになりました。そこに留めた自動車から下りてきた人に聞いてみると、その先は「行き止まり」とのそっけない返事。

 しかし、どこへ行くのか聞かれたので、「駅へ」と応えると、その 人は、元来た方を指差すので、この前の道に戻るしかないと、引き返そうとしたら、左側の細い路地を行くように勧められました。「この路地ですか」と確認、お礼を言って歩を進めます。出口にはイノシシ避けの門扉があり、集落の山側の通路に出ました。Imgp6125_edited_3

 地元の人しか知らないような隠れ道、よくこんな道が、国土地理院の地図に記載されているものです。地図を見ながら、水が流れるように自然のまま、高いところから低いところへと歩いていくと、街並みを縫うように進む矢野川沿いの道にでまし た。ここからは前に一度通ったことのある道です。広島熊野道路の陸橋からの経路の一部が定かではありませんが、今度はここを探りながら上ってみたいものです。(了)

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