2011年最後のやまなみコース縦走 ㊦
息を切らしながら着いた大茶臼山展望岩、己斐垰からのこの上りがいちばんハードです。昼食の準備をはじめていると、山頂(413m)方面からグループらしき人たちが下りてきました。先着の男性2人と挨拶し、どのルートから来たかなどと話をしていましたが、その後数人の女性ハイカーが少し遅れて到着して昼食開始。こうなると内輪の話に没頭、もう嘴を差し込む隙はありません。
食後、挨拶もそこそこに出発、丸山へ向かいます。山頂(457.6m)には、反射板のフェンスの北側にもともと一緒だったのかそれとも合流したのか、若い女性と少し年上の男性の6人にぎやかなグループ。こちらと同時に出発したので、挨拶をしながらすれ違います。火山(488m)では、犬を連れた男女のハイカー。挨拶をすると、不愉快にも犬が吠えかかってきます。
いつも相生橋から眺めると、武田山と火山の間に2つのコブが見えます。名前があるのかないのか、地図にも現地にも何の表示もないので、気分が乗ったこのときに、勝手に呼び名を決めておくことにします。火山に近い方は、堀切分岐のすぐ近くにあるので「堀切ピーク」、そして武田山に近い方は山頂近くに南天の実がなっていたので、「南天ピーク」です。
水越垰に差し掛かったところで、熊鈴をつけた男女のハイカーがいるのを見かけます。こちらが垰に下りる前に武田山へ向けて上りはじめます。無理に追い越すまいと思ってマイペースをキープしますが、やがて追いついてしまいました。その場で待機してくれたので、お礼を言って先に行かせてもらいます。
すれ違うときに、そのハイカーをチラッと見ると、思わず感心してしなうような完璧な山歩きルック。追い越した以上、マイペースを保ちながらも少し気合を入れて歩くことに。そして、ここでも、いつもと違うことをと、山頂付近で右側のルートを恐るおそる進みます。結局、山頂直前の馬返しからのルートに出ることがわかりました。
武田山山頂(410.5m)で、東側の山を眺めて、地図でルートのチェックをしていると、熊鈴の音が近づいてきたので、早々に下りることに。今回は、大岩の近くを通る道を探します。銀山城跡の大きな岩に沿って歩く忍者道のようなところに出ました。大岩への案内表示も確認。途中「犬走り」に接近、それでもなお東側への道を追求します。
やがて、鉄塔ルートへの案内板を見つけます。確かこれで良かったはずと思いながらも、少し不安を抱えて進みます。しかし、その心配も無用で、道はやがて勝手知ったる休憩所に合流しました。そこからは、七九谷尾根道ルートへと、確信を持って歩きます。七尾谷南天、夫婦杉を過ぎて、県営住宅の上にある登山口に到着。
花みずき台の登山口があるのは知っていましたが、案内看板をよく確認してみると、鉄塔ルートから分岐しているようです。しかし、いまさら戻って挑戦する気にはならないので、次回通ってみることにします。
そして、歩きながら思いついたのは、直近まで行きながら山頂を迂回するルートを歩いてみること。火山・丸山・大茶臼山・柚木城山・見越山・鈴が峯東峰は、すぐにでも迂回路が頭に浮かびます。(了)
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