恐怖体験 烏帽子岩ルートに挑む
烏帽子岩山~二艘木~天狗城山
天気:曇りときどき晴、一時小雪
行動時間帯の気温:6.1~7.8℃
風速1.6~4.1m/sJR天応駅:10:15-登山口10:26-烏帽子岩11:05-烏帽子岩山11:49-上山11:49-つつじヶ丘キャンプ場でのロスタイム(昼食時間を含む)12:20~13:00(70分)-深山の滝入口13:53-深山の滝13:59-天狗城山分岐14:10-二艘木14:23-小松尾山14:41-深山の滝分岐14:47-中天狗15:01-天狗城山15:20-下山口15:49-JR呉ポートピア駅15:58
全行程所要時間4時間33分(ロスタイム除く)
JR天応駅~二艘木2時間58分
二艘木~JR呉ポートピア駅1時間35分
トレーニングも2日ほど自粛したので、先日からの腰痛は1/4程度になり、ハイキングには差し支えない程度のコンディションで出かけます。天応駅はこれまで何度も通過したことはありますが、降りるのははじめて。まず登山口を探して南へ向かって歩きます。
斜面の細い路地、ほんの少しだけ行き過ぎましたが、すぐに軌道修正、広島呉道路高架をくぐり抜けて、少し北へ戻ったところに登山口の案内板を見つけます。しばらく行くと民家右横に登山口。滑り出しは快調です。しかし、見上げる烏帽子岩は、塔のようにそそり立っています。
途中で、ふと横を見ると、数十メートル右下に、草木の生えていない岸壁を登っている人。ロック・クライミングのトレーニングか・・・。ところが、それが人ごとではないことに。しばらく歩いているとやがて、進むべき道がなくなってしまいます。四方を探してみますが見当たりません。こうなったら、こちらも岩を上らざるを得ない。後ろは断崖絶壁です。
確実な突起を選んで掴み、そしてよじ登ります。しかし、ひとつ上ったら、危なくてもう下りることはできない。もはや上るしかないことに。烏帽子岩の横を何とかすり抜けて上ると、今度は四角い岩。ロープが垂らしてあります。3度挑戦、何とか岩の上が見えるところまでは首が上がりましたが、凸凹が少ないので、足の置き場がありません。どうしても上りきることができませんでした。
振り返って眺めると、この岩もいっしょに烏帽子岩の塔を形づくって、岩場全体が突き出た状態。そこからは、山頂への道が下の方に見えます。たどり着くためには、一旦登り方向に向かって下りなければなりません。他に方法はなさそうなので、ほぼ垂直な岩を後ろ向きになって下ります。しかし、岩の下部には、足を置くところがない。
仕方なく、下に平らな面があるのを確認して跳びます。その結果ようやく、山道らしい道に戻りました。それにしても、天狗城山が結構ハードと思っていましたが、この烏帽子岩ルートはそれを越えています。ここまでくると、もうハイキングとは言えないでしょう。前を向いてだけでなく、どちらを向いても下りることそのものができそうにないルートです。
つづき:深山の滝へ 迷い道くねくね
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