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2011年11月 2日 (水)

蓮華寺山からの下山路も結構ハード

 蓮華寺山山頂には、ボーイ(ガール)スカウトらしき制服を着た子どもたちが十数人いました。何やら夢中で、こちらの侵入にも気がつかない様子ではしゃぎまわってImgp5830_editedいます。やはり、山頂到着前に昼食を済ませたのは正解。そのうちリーダーらしき大人のひとりが、挨拶の声をかけてきたので、応えます。

 ここも、南側しか見えませんが、山の写真を撮って、さらにクリアホルダーの地図を、下山バージョンに取り替えます。それにしても、この団体を先に行かせたら、追い越すのが面倒になるぞと、そそくさと先発します。しばらくにぎやかな声が聞こえていましたが、距離を稼いだのか、そのうち静かになりました。

 中心広場があったのは354ピークだったと思うのですが、そこに蓮華寺の奥のImgp5837_edited院(?)跡があったということです。そこから少し下ったところからだったと思いますが、お地蔵様が八十八体、蓮華寺にかけて並べられています。お地蔵様の上には番号が、下には名前が彫りこまれています。

 寄贈した人の名前でしょうか。横書きですが、昔流に右から左へと読むようです。右側に「中野村」などとその所在が書かれていて、蓮華寺山の歴史を感じさせます。ときどき、石の祠を被せたものも。こんなことができたのは、当時のお金持ちだったのかもしれません。

 考えていたほど、安楽ではない岩道が続きます。しかも、結構長い道程。42Imgp5838_edited8ピークを過ぎたところで出合った2人組みハイカーの男性の方が、この坂で音を上げていたと聞きましたが、これが上りだったら分かるような気がします。高城山への上り道ととそんなに大差はないハードさかもしれません。

 蓮華寺直前に1番目の地蔵があり ました。1番目は蓮華寺本体かもしれないと、想像していましたが、はずれてしまいました。蓮華寺は小さな静かな寺。誰か住んでいるような気配がします。そこを通り抜けると、下山口までの石段、毎日上り下りするのは大変だろうと思いながら歩きます。

 そこからJR安芸中野駅までは、道なりに真っすぐ進みます。ここは迷うことなく到着しました。到着時刻が予想外に早かったので、少し気が抜けてしまいます。もちろん、それは、昼食をとった辺りから感じていましたが・・・。全行程3時間半強。短時間コースとして、いつか今度は蓮華寺山から歩いてみることにします。(了)

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