ついでに予定外の藤ヶ丸まで歩く
藤ヶ丸への道、確かにはじめのうちは緩やかな尾根伝いの道でした。もちろん多少の上り下りはあります。呉娑々宇山の電波塔を維持管理するためでしょうか、すぐ左下を舗装林道が走っています。そこを歩く人の大きな話し声もときどき聞こえます。片方が崖になっているので、延々と柵が作られていて人工的な感じがします。
そのうち柵もなくなり、「見はらしの丘」、藤ヶ丸と同じ高さの655ピークを過ぎます。しかし、なかなか目的地には着きません。それでも、あと少しかと思って歩いていると、谷へどんどん下りはじめました。大丈夫だろうか、予想外の他のところへ下りてしまうのではないかと不安に思っていたら、道は底を打って上りはじめます。案内標識もあったので安心。
そこからまた長めの上り坂を歩き切ったところに、藤ヶ丸の山頂(655m)がありました。所要時間は案外早くて35分。多分先に着いているだろうと思っていた、高尾山の岩場で出会ったハイカーがいました。手を掲げて挨拶します。「やっぱり来ましたか」との応え。山頂は木が茂っていて、展望はあまりよくない。冷たい岩の上で昼食をとっているうちに、そのハイカーは先発します。
帰りは小さな栗を拾いながら歩いたので、イガから取り出すのに時間がかかります。呉娑々宇山に再び戻ったのは、14時頃、それでも何人かのハイカーがにぎやかにしています。一息ついて出発。しかし、ここからが林道越えが5回もあり、往路よりも長く感じます。
但し今回は正しい道を歩くことができました。ひとつひとつ出口と対側の入口をカメラに収めておきます。しかし、前回どこでどう間違えたのか、もう一度この水分峡ルートから歩いてみないと、地図を見ているだけでは定かになりそうにありません。
それにしても、この前の呉娑々宇山ハイキングで公園管理棟の人に直訴した、水分峡の上り口と高尾山の下り口に案内表示をしてもらいたいとの要望は、その場の受け答えは良かったものの、実現されていなかったようです。今回管理事務所はトイレが壊れたままになっていましたから、あまりきちんとした管理体制がないのかもしれません。(了)
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