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2011年10月10日 (月)

松笠山・二ヶ城山コースを迷走~矢口駅への帰途

 手前の道は、阿武山北斜面をも上まわるような今回のコース随一の急斜面が続きImgp5645_edited_2ます。ときには90度近いところも。下りたところは谷川の源流。涼しげな水の流れる音を聞きながら歩くきます。しかし、それほど暑くはないので、水に触れたいという衝動はおきませんでした。

 ようやく、地図に記されとおりの谷道です。川沿いに歩いていくと、自動車が通行可能な道路に交差する下山口に13時58分到着。そのまま、北をめざして歩くと、14時14分に墓苑に出てきました。すぐに山陽自動車道です。もう街中と安心して、国土地理院の地図をしまいこみますが、ここImgp5646_editedから今回の迷走の極めつけがはじまることに・・・。

 安芸矢口駅をめざして歩きます。しかし、 現地の実感とマップサイトで調達した図とは大違い。後から冷静に検討してみると、老人ホームの側道と街路を取り違えてしまったようで、再び山に入りこんでしまいます。楽観的な勘を優先して、ありもしない「峠越え」をめざそうとしまが、しかし、現実は事実で白昼夢を打ち消してしまいます。

 老人ホームの西端にある道らしからぬ道は、山の中で開けたところにある民家もしくはImgp5647_edited倉庫のような場所にでますが、そこから先は道が途切れています。まさか藪こぎもできず、仕方なく引き返しますが、それに懲りず、帰る途中で先ほど見過ごした「峠」への分岐を発見。また上ってみます。

 ここも、しばらく進むと藪に。ついに諦めて、後戻り。自動車道側道トンネルを北側へ。再度南側にトンネルを抜けたところで、ネットマップを見て、高陽中央通まで行かなければならないことに気がつきます。でも、その判別を間違えて、今度は団地に入り込みます。左手に先ほど間違って上ろうとした小山が見えます。

 道なりに歩きますが、太田川も見えず。どんどん高所へ上っていきます。これでは先行きが危ないと、今Imgp5650_edited度こそ、地図を引っぱり出してチェック。慎重に高速道路に沿って歩くことにします。右往左往しながら、何とか中央通にたどり着いて、何とか安芸矢口駅に到着。墓苑から1時間、15時14分発便の発車直前でした。

 分からなくなったときにはすぐに地図を出してチェックすれば良 いのですが、街中に出ているという安心感もあって、ついつい勘に頼ってしまったのが間違いのもと。新しい挑戦をするときには、こまめに地図を見ることを今後の教訓にしたいと思います。それにしても今回は、賢明にも藪漕ぎを自制して引き返したため、山中で大きく迷わなかったことが幸いでした。(了)

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