宮島イーストコースト往復 大砂利まで歩く
今度は宮島イーストコーストを青海苔浦まで往復しました。天気は快晴、行動時 間帯の気温は27.4~33.1度。しかし長い道程。片道12.8㎞あります。それを往復したのですから、山なみハイキングのフルバージョンよりロングコース。海岸線とはいえ、ところどころ峠もあり、硬い舗装道路ですから脚に優しいとはいえません。
9時39分に桟橋を出発。杉ノ浦を10時0分、包ヶ浦を10時20分に通過。道は、包ヶ浦を過ぎたところで急に高くなります。海岸から一気に110mくらいまで上ります。上りきった峠から見下ろすと、包ヶ浦自然公園の施設が下の方に小さく見えます。
そこから弥山を探したのですが、どの山かよく分かりません。しかし、確か鷹ノ巣浦あたりの道からだったと思うのですが、ロープウエイとその終着駅の施設が見えました。思っていた以上に南側深くにありました。下から見るとかなりの高さです。鷹ノ巣浦には下りませんでしたが、断崖になっているようで、上から見える景色は美しい。
途中の山肌に、ウェストコーストにあった砲台跡によく似た「建造物」がありました。ここには何の説明もされていませんし、すでに崩れかけていますが、西側の大野瀬戸と同じように、厳島海峡を監視、あるいは侵入者を攻撃する施設が置かれていたとしても不思議ではありません。
入浜には11時20分。そして37分に到着した腰細浦では、浜にあげて泊めた船と赤い自動車。筋肉質の消防隊らしき人たちが、ウェットスーツを着てアクアラングを取り扱っていました。救助訓練の作業でしょうか。その内の若い隊員のひとりがこちらの挨拶に応えてくれました。でも、「海岸線をずっと歩くのか」という哀れみの混じった表情。
大砂利には11時47分に到着。山側へ分岐した道の奥に何か建物がありますが、ちょっかいを出さずに前へと進みます。ここは桟橋から8.3kmの距離、まだ残すところ3分の1以上あります。この時点で、果たして目的地まで行けるかどうか、少し不安に・・・。そこで、帰りの時間を考えて、13時をリミットに設定。もし到着できなければ、その時刻に引き返すことにします。
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