小屋浦への下りは快適だったが・・・
デジタル電波塔の展望所へ行ってみると、5・6人のハイカー・グループ。にぎやかに、紙に印刷されたアナログゲームのようなものに没頭していました。話しかけられそうもないし、そういう気分にもなれなかったので、しばし江田島方面の景色を眺めていましたが、あまりに騒々しいので、TSSの電波塔展望所へ引き返しました。
そこには、私的未踏の天狗城山から歩いてきたというハイカーがひとり。声をかけてみます。上りの勾配がきつかったので、帰りは別ルートにしたいとのこと。こちらもすべてのルートを知っているわけではないので、明神山ルートの一部には、山ほどの落ち葉が積もって、倒木が道を塞いでいるところや急坂があること、矢野からルートは比較的歩きやすかったことなどを紹介しておきました。
ふたりでそこから眺めていたところ、右前方に尖った山が見えます。地図をチェックすると、これこそ明神山のようです。見るからに険しそう。確か、坂町の天神堂からも急峻に見えたように覚えています。これほどの急勾配なら、あの岩道の急坂にもなるはずです。坂町ルートからの挑戦は、しばらく先にすることにします。
天狗城山ハイカーが絵下山山頂(593m)に向かった後の12時55分、二艘木をめざして帰途につきます。下り坂とトラバース気味の尾根道がほとんど、途中、子の岳(504m)、460峰、市光山(438m)などで若干の上りはありますが、整備された歩きやすい道です。
二艘木から小屋浦登山口までの間に、水場がありました。先日の台風の後なのに、チョロチョロとしか水が流れていません。それでも手と顔とタオルを洗ってさっぱり。残りを歩きます。それにしても、前回上ったときより下りの方が長く感じるのは、早く帰ろうと「気がせいている」ためでしょうか。
そうはいっても、天地川の上流にあたる小屋浦登山口に到着したのが14時4分ですから、下山時間は1時間余。しかし、これから後で、予想外の時間がかかることに。小屋浦駅へは14時25分到着。ところが列車は5分前の14時20分に出たばかり、次は50分発。さらに広島駅での乗り換え列車が15時30分発。数分の車内待機でしたが、強冷のため寒い。結局、西広島駅に着いたのは16時前になってしまいました。(了)
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