宮島イーストコースト往復 青海苔浦まで歩く
大砂利から先の4.5㎞、地名表示がなくなったので、地図を見ながら歩きます。同じような地形が繰り返して、位置がはっきりつかめなくなりますが、とにかく前へ進みます。耳につく大きな音が聞こえてくると思ったら、ヘリコプターが沖から海岸にかけて、ブンブン飛び回っています。灰色の機体、人家がないため、このあたりで演習でもしているのでしょうか。
ついに12時半を過ぎたので、景色を楽しむのを少し控え、ピッチをあげて歩くことに。すると、それまで続いていた舗装道が小川の手前で終りました。広い道幅はそのままで続いているので、判別が難しいのですが、川に沿って道は山の方へと向かっています。地図と照らし合わせて、ここが青海苔浦と判断。12時51分でした。
そそくさと昼食をとり、小川の水で手と顔を洗います。気持ちヨカァ。青海苔浦へ下りる道を見つけましたが、帰りも同じように時間がかかることを考えて、少しでも早くと、そのまま帰途へつくことに。ウーキングタイムは3時間12分。復路もほぼ同じですが、逆方向を向いているので、往路には気づかなかった発見がいくつかありました。
そもそもこの道はハイキングコースではないからでしょう。ハイカーには誰一 人として、出会いませんでした。それにしても、歩くには長い。急坂がないので、膝の調子は何ともないのですが、足の小指・薬指の裏側が痛くなりました。この道、自転車では峠を越えるのがたいへんですから、歩くしかない。今後、まずウェストコーストを歩ききって、そのうちいつか、宮島を一周してみたいものです。
ところで宮島のシカは、人馴れしていておとなしいというイメージがあります。確かに道の途中で出会っても、いつかの阿武山のシカのように飛び跳ねて逃げたりはしません。しかし、山の斜面を一気に駆け上がるところを見かけました。もちろん山道などないかなりの急斜面です。さすがに四足動物、あの脚の細さにもかかわらず人間とは脚力が違うようです。
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