梅林駅まで自転車で往復
今回の阿武山ハイキングは、起点を梅林小ルート、終点を上八木ルート、と梅林駅から上八木駅の一区間(約12km)だけの近距離にしたので、呉娑々宇山の教訓に学んで自転車で行くことにしました。ハイキング・プアーのトレーニング+ちびちび節約戦術のひとつです。
行きは、いつものように太田川河川敷ルートを走ります。太田川は満潮。途中で川の水をとって何やら調査をしている集団がいました。自転車走行なので、別に挨拶もしませんでしたが、帰り際にも同じところに。車をみると「島根大学」と書いてありました。何の調査か、少し気にかかります。
長束・祇園地域に入って、しばらく川に沿って走った後、鯉にしては尾ひれの大きな魚が、川底にへばりついているのを見つけましたが、付近に誰も歩いていないので、この「大発見」も告げることができず。「残念です !!」。それからしばらく走って、祇園にある橋を過ぎたところから、この川は2本の土管に入りこみ暗渠になっています。
そこから上流は、例の「安川緑道」です。川はそのまま、緑道にそって地下を蛇行させて流しているのでしょうか。それとも、水量を調節して、その上にある小川となっているのでしょうか。古市橋駅前では、小川が途切れていますから、暗渠が本流になって続いているのかもしれません。
緑道は、まれに交差点がありますが、比較的自動車が少なく自転車走行には快適。しかし、安川に交差するところでこの緑道が終了するため、緑井駅前あたりから、270号線を進むことになります。ここは道幅が狭い上に、交通量も多い。ときどきバスが通ります。どういうわけか、ほかに歩行者や自転車は見当たりません。
ゆったりと休んだ阿武山山頂で、国土地理院の地図をチェックしてみると、八木疎水沿道が自転車走行に都合が良さそうなことに気づきました。地元の歩行者や自転車はここを通っているに違いない。早速、変則「上八木ルート」から下りて、上八木駅前に到着した後、梅林駅まで疎水に沿って歩くことにします。
途中で、疎水が離れたり(地図をみると、疎水を補充する施設がいくつかあるようです)、坂があったり、行き過ぎたりしながら、何とか梅林駅に到着。ようやくそこから自転車で、快適に走ります。サドル上から見える疎水は流れが速いためか、透明度が高く涼しそう。そのまま緑井まで走ります。
疎水も、南からの緑道と同じように安川で終ります。そのため、川を渡った時点で、走るべき道を見失ってしまいます。安川緑道の始点が見つかりません。そこで地図を確認したら、一発で分かるはずだったのですが、そのときは、自転車に乗っているので、リュックから引っ張り出すのが面倒な気分が優位に。
そのため、「ナンクルナイサー」と南方向をめざしながらも、右往左往します。幸いなことに、古市橋駅を案内する表示板が見えたので、その方向をめざします。走っていると左側の家の並びの背後に緑道のようなものが見えたので、ひと安心。古市橋駅手前あたりから、安川緑道へ復帰します 。
しかし、そのまま進まず、先日味をしめたコーラを買うために、途中から国道へ。沿道にある細い歩道を走ります。汗臭い服のまま、見つけた店の前で、一息休憩。安芸大橋まで、そのまま国道を走ります。橋を越えたところから、太田川河川敷に。少し脚がだるくなったけど、川風に吹かれながら、自転車で走るのは幸せな気分(了)。
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