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2011年8月25日 (木)

上八木分岐で鹿に出会う

 いつものことながら、阿武山(586.4m)の北側山道はハードです。昼食後のゆったImgp5363_editedり気分を吹き飛ばす、転落しそうな急坂。冬は落ち葉の上に積もった雪に難渋させられましたが、落ち葉と砂だけでも滑りやすい。いったん下りて、コブを上った後にまた急坂があります。ここは崖のような岩道です。恐る々々一歩ずつ下りて行きます。

 そこを下りたところに、根こそぎ倒れた大木が・・・。枯れ木が風で倒されたのでしょうか。それを横目にしてさらに、次のコブへと上ります。少し急勾配から緩やかな尾根道へ。1月にはじめてきたとき、間違えて下りた斜面に続く道。この前と同じく見つかりませんでした。まぎらわしいテープをはずしたのでしょうか。Imgp5364_edited

 もう少し歩けば三角点かと思っている間に、上八木分岐に到着。12時58分です。ふと、太田川登山道への方向を見ると、小柄な鹿が跳びはねて逃げていきました。カメラに触る間もない瞬間の出来事です。この間のハイキングで初めて鹿に出会いました。下山道はしばらくなだらかな斜面。鹿も気持ちよく暮らしているに違いない。しかし、この調子でいくと、いずれ熊に出会うこともあるかも・・・。

 それからしばらくすると、山の斜面やら山道やら分からない、下りづらい道が続きます。滑らないよう気を配りながら、歩を進めますが、下るときは視線がついつい足もとに向きがちになるのか、クモの巣に気づかないことが多い。何度も、帽子や顔にへばりつき、口Imgp5371_editedに入ったクモの糸を吐き出しているとき、下山途中に南方向へ向かう分岐があったのを思い出します。

 また、冒険心(あるいは浮気心)をおこして、自動車の行き交う道路を戻るより、山道を歩いた方が良いかもと、到着した分岐から八木6丁目へ向かうことにしました。はじめは山の斜面をトラバース気味に歩く道で快適。しかし、急に薄暗い谷になり、岩がゴロゴロした場所に出ます。どこに道があるのやら見つけるのも難しい。

 岩を乗越えながら下りていくと、何とか人の踏み跡のある道に。すぐそばに、谷はImgp5374_editedあるものの、腹立たしいことに、水が流れていません。歩いて出たところは、階段。13時43分でした。下から見上げると「阿武山登山口」の表示板が階段に貼り付けられていました。しかし、そこからの道、冬に迷い出た場所に似ている。

 出てきた場所を再確認することはしませんでしたが、道はやはり上八木駅の正面に向かう道でした。今回は、八木疎水に沿って、梅林駅へ歩いていきます。地図上の目算で駅間は1kmあまりと思っていましたが、正確に測りもしていなかったので、梅林駅に着いたのは14時15分と、30分余りかかりました。

つづき:梅林駅まで自転車で往復

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