東回りルートから上る権現山
天気は快晴。行動時間帯は28.0~31.7度でほんの少し凌ぎやすい気温。今回は権現山を東回りルートから上り、阿武山へ旧道ルートを縦走、梅林小学校ルートへ下りるコースに挑戦します。初めて歩く道は半分くらいでしょうか
帰りの下りルートが短くなるつもりだったので、昼食タイムを調整してゆったりと出かけます。緑井駅を下りたのは10時20分。前回と同じく東側の疎水が流れている道を歩きます。2回目なので迷うことなく、「権現山憩いの森」の入口に。天気が良いので、市街地は日差しが強いようです。
山頂まで続く舗装道、炎暑を避け木陰を選んで歩きます。水場を過ぎて、前回チェックしておいた分岐から、毘沙門天へ歩いてみます。距離300mの表示ですが、どんどん階段を下っていきます。戻ることを考えると少し心配になりますが、それでも、どこが出入口になるのか確認しておきたいので進みます。
本堂ヘ上がる階段の途中あたりに出てきました。振り返ってみると、行き先表示は何と「駐車場へ」。これでは、この道が「権現山東回りルート」に続く道とは、「知る人ぞ知る」と言ったところでしょう。目的を果たしたので、引き返します。やはり戻り道は、思っていたとおり少しキツめ。
分岐に戻って、東回りルートを進みます。「憩いの森」というコンファタブルな名前にしては、山頂に至るまで模擬階段の道が続き、ここもまたハードです。これまで、権現山を阿武山に着いているコバンザメのような感覚で捉えていましたが、よく考えて見ると、標高396.8m、武田山とそんなに差はないことに思い至りました。
権化山山頂の手前の祠を通り過ぎて、阿武山へ向かいます。鳥越垰(295m)まで、ずっと下りが続くと錯覚していましたが、改めて歩くと、実際にはコブが3つほどありました。下がって上がって、下がって少し上がって、下がって上がってまた下がったところが峠になります。
鳥越垰から、しばらく上ったところで分岐です。この前歩いた西回りルート、旧道、そして新道の3つに分かれています。今回は旧道を歩きます。実は旧道については、完全に分離している西回りルートと違って、新道と交差・重複しながら、その独立性が失われているのではないかと思っていました。
確かに、新道に乗っ取られている部分が少なからずあります。しかも、新道に交わったあとどこから旧道に戻るかということは表示もなく、ハイカーの勘に任されているありさまです。しかし、山の地肌に刻まれた道、山頂近くに向けて続く模擬階段など、その存在意義が感じられるところがあります。
特に「自然派」というわけではないのですが、旧道が途切れたとき、新道へ出た直後に感じる木製チップの頼りなさ。確かに下るときには心地良いけど、上るときには踵がフワフワして安定性を欠くような感じがしました。
つづき:梅林小ルートを下りる
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