梅林小登山道の正しい登山口から上る
天気は曇り、行動時間帯の温度は27.1~31.4度で真夏にしては比較的低め。9時32分に事務所を出発します。今回は阿武山ハイキングですが、下りたことはあるけど上ったことのない梅林小ルートと、上ったことはあるけど下りたことのない上八木ルートに挑戦。呉娑々宇山の教訓に学んで、自転車で梅林駅まで走ります。10時36分に到着しました。
前回、梅林小ルートを下りたところは、ゴミ置きケージが設置されているだけで登山口の案内板もない場所に出たので、今回はネット地図でよぉよぉ確認して「梅林台」団地を上りました。カーブミラーがある小さな十字路を曲がらず、まっすぐ上に歩きます。長い坂の突き当たりに、登山口の表示がありました。10時50分です。
山道に入ってしばらくすると、林になります。枯葉が被っていて、やはり道がハッキリしなくなりますが、今回は上りですから、大丈夫です。それでも前回、間違えて下りてしまったポイントを確認。やはり阿武山、それから急登が続きます。下から見上げたとき、あまり高くないところに見えた山頂は、阿武山の手前にある347峰だったようです。そのピークあたりに「尾の祠」がありました。
そこからしばらく、尾根を通る緩やかな上り道が続きます。そして梅林小登山道の最終点が近づくにつれて、すこしずつ勾配が強くなってきます。ところが、その直前で、気まぐれが起こり、直登の道を回避、楽そうな右側の道に回ってしまいました。ところ が、そのルートにはいつの間にか道がなくなり、また、少しだけ藪こぎをすることに。
草を掻き分けて、「梅林小下山口」案内板の10mほど上に出たのが、11時40分。どちらが早かったか分かりませんが、そういえば、「尾の祠」の上にある「胴の祠」に出くわしませんした。道を踏み外したつかの間の行程にあったのでしょうか。何だか狐に摘まれたような気分です。いずれにしても、そこから、踵がフワフワする「整備されすぎた山道」を歩きます。
ここまで上る道中、またもやクモの巣払いに苦労するほど、誰一人としてハイカーには出会いませんでした。阿武山(586.2m)の山頂には11時55分に到着。山頂にも誰もいません。涼しい風が吹いて気持ち良いのに・・・。冷えすぎることがない「天然のクーラーじゃ」と独り言しながら気持ちのいい深呼吸をします。阿武山山頂唯我独尊と、少しばかり早い昼食をゆっくりとりました。
つづき:上八木分岐で鹿に出会う
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