宮浜ルートから経小屋山へ
天気は曇り、行動時間帯の気温は28.2.~30.6度ですが、湿度が高いのかムシムシします。昼食ころに山頂に到着する計画で、少しゆっくり9時50分に大野浦駅を出発。地図を頼りに探しながら、宮浜登山口をめざして歩きます。登山口には予定より少し早めの10時19分に到着。
入口からしばらく草が繁って、藪になりかけています。少し進むと、何とかまともな山道に。さらにコンクリートや岩道などの急坂を過ぎると、歩きやすいトラバースする道や少し下っている道。さらに山頂に近づくとまた藪漕ぎに近い急登になってしまいます。そのためか、ルート終盤の案内板近くにある展望岩で休みながら、ふと靴を見ると左右とも紐がほどけていました。
そしてにわかに、小雨模様に。木の葉が繁っている森の中ではさほど気になりませんが、山頂の舗装道に出ると、さえぎるものがありません。休憩所に小走り気味に駆け込んだのが11時40分。同じように雨を避けて集まってきたのか、小さな虫が飛びまわっています。なぜか両肘の後側に集まってきて、モゾモゾ動くので痒い。
雨が止んで薄日が差してきたので、外へ出てみます。駐車場に屋根に大きなアンテナを立てた自動車。鈴が峯や火山の山頂で、もっと小型のアマチュア無線アンテナを立てていた「ハイカー」に出会ったことがあります。車の中で昼ごはんを食べかけていた人に、たずねてみると、予想通り。アンテナの設置には30分かかるとのこと。
携帯電話やインターネットが普及している現代、わざわざアマチュア無線をすることに何の面白味があるのかよく分かりません。しかし、それを言うなら、自動車で簡単に登頂できるのに、なぜこの暑い日にわざわざ汗まみれになって歩いて山に上ってくるのか、と問われるかもしれません。
昼食は前回と同じく、三角点の岩のすぐ下にあるベンチでとります。虫も寄り付かず、曇っているので日差しもさほど強くなくちょうど良い。ゆっくり休んで出発します。帰りがけに寄った「東の展望岩」。屋根つきの小さな休憩所があります。眺めが良い上に、風通しも良いので、次回はここで昼休みをとることにします。
今回は経小屋山(596.6m)の高さを十分覚悟して、しかも一番上りやすいと言われる、宮浜ルートから一気に山頂をめざして歩いたので、思っていたより楽でした。下りは、この前の大野浦駅・妹背の滝ルート。経小屋山を下りた地点から、なだらかなコブが3つくらいありました。やっぱり長くて退屈に感じる道です。
つづき:藪らこうじのブラこうじ
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