シマヘビも水を飲んで渇きを潤す
曇りの天気予報でしたが、パラパラと雨が降ってきました。ハイキングに行くべきか行かざるべきか。午前9時にチェック、窓から眺めると道路が乾いています。ところが、外へ出てみると、まだ雨足が少し強めになっています。少し雨足が強くなってきました。しかし、キッパリ諦められるほどの降り方でもない、気持ちは逡巡します。
結局、近くではじめた道路工事で働く姿に後押しされて、午後からやや多くなるという気象庁の降水予報を振りきり、カッパを持って出かけることにしました。今回は「経小屋山(596.6m)」に初挑戦です。ネットで取得したデータには、全コース3時間25分となっていたので、何となく軽い印象を持ったのが大間違い。
JR大野浦へは10時23分に到着。雨はいつのまにか止んでいます。妹背の滝まで、方角は分かっているので、最短距離を歩きます。毛保川を越えてしばらくすると大頭神社。手を洗って、滝へ向かいます。さほど天気は良くないのに、滝にはたくさんの親子連れ。流れ落ちる水しぶきが涼しそうです。
登山道を探します。滝の右側に階段がありましたが、近くにいた人に聞いてみると、「よく知らないけど、登山道は、川の左側にあるはず」とのこと。左岸には、展望台があるので、そこをめざします。確かに展望台までは道がありましたが、そこから上はまるで岩登りのような道。下るときは前を向いて歩けそうにない。
しかし、しばらく進むと、まともな山道にぶつかりました。その後にあった分岐の表示板を見ると、どうもここまでは未整備で、神社方面からの道が正解だったようです。後からネット情報を見ると、やはり神社の左側に登山口が・・・。とにかく道に乗ったのでそのまま歩きます。まず、行者山(115m)に着きます。道なりに進んで、だんご岩を経て城山へ。
城山(265.5m)は大野氏の城があったとのこと。岩に開けられた10㎝程度の窪みに柱を立てたという説明文があります。それにしても、台風などで強い風が吹いたら、建物ごと飛んでいってしまわないのかと疑問をもちます。「馬たらい」という水溜め、思っていたより離れたところにありました。ちょうどシマヘビが首を突っ込んで水を飲んでいました。ヘビが水を飲んでいるところを見たのは初めてです。
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シマヘビとふれあい 山歩き
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