« 結局、高垰山から三滝山へ上ることに | トップページ | 五月が丘北ルートから老人ホームルートを歩く »

2011年7月 3日 (日)

大茶臼山横走未踏ルートに挑戦

 大茶臼山の未踏コースに挑戦。畑垰から五月が丘団地に下りて、「五月が丘北ルート」から上り、さらに山頂から老人ホームルートを下りるコースにしました。梅雨時期の久しぶりの晴れ間です。しかも、昼前後は文字どおり快晴、気温は25~29度で、まっこと暑い。上りはもちろん下りでも汗が滴り落ちます。

 10時半に出発、はじめは、己斐「地獄坂」を自転車で上ります。気温が高いので、しんどくなったら休もうとひそかに心の底で思います。だんだん脚は疲れてきますが、でも心臓はまだ大丈夫。まだ止まって休むほどじゃないと思いつつ進みましたが、しかし、「いこいの園」の急坂あたりで、胸もバクバクがしはじめます。 

 気持ちがしんどくなってきました。もし、コーチのような存在が尻を叩いてくれたら、まだ頑張れたかもしれませんが、この精神的な限界点で自転車をこぐのをやめることにました。しかし、今日のあいまいな下山口と登山口との位置関係を考えると、このあたりで止まったのが妥当かもしれません。

 自転車から降りてみると、さすがに心臓がバクバクしているのがよく分かります。自転車を置きながら少しだけ休んで、畑垰へ向かって歩き出します。舗装道とはいえ、上りですから汗が滴ります。見慣れた風景ですが、高気温のためかいつもよりきつく感じます。谷側のゴミから目をそらせて、上を向いて歩きたい気分です。途中で、下りてきた杖だけのハイカーと挨拶を交わします。

 畑垰へ到着。丸山登山口でしばし休憩して、垰を西側へ下りていきます。東側より道路が狭く、ジグザグを繰り返しています。五月が丘団地への道を探します。西側にImgp5022_editedヘアピンカーブになったところ。しかし、ガードレールがあり、その向こうは藪。道らしきものは見えません。しかし、高圧電線鉄塔と送電線の走行をみると、そこにしかないはず。

 思い切ってガードレールを乗越えて進んでみます。イバラの藪をくぐると、すぐ立派な山道がありました。途中、右側に分岐する道。地図で見るとこれは大塚へ抜ける道に違いありませんが、地図と少し分岐位置が異なっています。ちょっと不審な気持ちを残しながら、そのまま左側を進みます。少し上り気味の道、草が生い茂っていて少し不安にImgp5023_edited・・・。

 それでも、しばらく歩いていると、団地が見えはじめました。小川のせせらぎが聞こえます。道は、民家の裏側に出ました。右側はその小川。左側には民家が続いています。歩けるところを何軒か歩いてみましたが、道路に出ることができません。たまたま玄関先で立ち話をしている人と目が合ったので、「道路へはどこから出られますか」とたずねたところ、「出るところはないから、そこから入ってきなさい」との応え。

 その言葉に甘えさせてもらって、裏庭の低いブロック塀を乗越えて、玄関を通ってImgp5024_edited道路に出ることにしました。お礼の挨拶をしましたが。3人ほどで話に夢中になっているところのようで、会釈を交わすだけになりました。

 それにしても、あれほどの山道がありながら、入口も出口もきちんとしていないなんて・・・。しかし、畑垰から五月が丘の上の団地まで、わざわざ歩く物好きも限られているかもしれません。思えばあの道が藪にならずに、存在していることの方が不思議です。何らかの用途があるのでしょうか。

つづき:五月が丘北ルートから老人ホームルートを歩く
「少年自然の家」ルートで迷ってしまう

« 結局、高垰山から三滝山へ上ることに | トップページ | 五月が丘北ルートから老人ホームルートを歩く »

太田川西流域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大茶臼山横走未踏ルートに挑戦:

« 結局、高垰山から三滝山へ上ることに | トップページ | 五月が丘北ルートから老人ホームルートを歩く »