「少年自然の家」ルートで迷ってしまう
今回は当初、丸山の大塚垰西側や七曲り登山口からの未踏ルートへの挑戦が目的でした。ところが、丸山へ三滝駅から山を越えてアクセスするようにしたこと。さらに、朝から歩くつもりが、急遽午前中に予定が入ったため、昼からの出発になったことが予定を狂わせることになってしまいました。
天気予報は「晴れ」でしたが、梅雨のためか、全般的に薄日・薄曇りです。そのため森の中は薄暗く、蚊がブンブンとまとわり付きます。最高気温は13時の25.8度、それ以後は夕方まで24度台。下りは大丈夫ですが、さすがに上り道では汗びっしょりです。
今回出発ルートにした三滝少年自然の家から歩くのははじめてです。三滝駅で降りて、誓願寺を右に歩きます。途中2ヶ所ほど案内板がありましたが、その後は勘を頼りに、曲がったり交差したりする道を「高いところ」をめざして歩きます。到着した「少年自然の家」はコブの上にありました。平面的な案内地図とずいぶん印象が違います。
ハイカーの話やネット情報から、安楽ルートと思い込んでいましたが、甘い期待に反して、施設の案内図には登山口も示されていません。地図を準備しなかったのは不覚でした。仕方なく、地図の記憶を頼りに探します。「冒険橋」を通って右往左往しながら、何とか管理棟の横にある登山口の案内表示を見つけることができました。そこから急な模擬階段が続きます。
そこから展望台までは順調に進みましたが、反射板のところで、ついに迷ってしまうことに。フェンスの右側に行くと、整備された下り道。反射板がコブの上にあったので、いくらかは下りもあるだろうと思って進みます。しかし、歩いても歩いても、ずっと下り。山腹をトラバース気味にゆっくり下りながら、いつのまにか、記憶にある「イノシシ谷」(入口)の案内板があるところに。
グルッと廻ってしまったようです。その右側にはプレハブの棟があって、「友愛広場」から「希望橋」への案内板、ここをさらに下りると「家」まで戻ってしまいそうです。そこで、いちかばちかの判断で、さっきの管理棟があるはずの逆の方向をめざして歩くことにしました。「テントサイト」を左下に見過ごして、何とか、これ以上バックすることなく、さっきスタートした登山口標識に、もう一度戻ることができました。
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