結局、高垰山から三滝山へ上ることに
もう一度その標識を見て、高垰山への登山口に間違いないことを確認。再挑戦します。しかし、同じ道では面白くないので、今度は先ほど分岐を見つけていた「しゃしゃんぼ岩」ルートを選びます。すると予想どおり今度は展望台の少し上側に。鬼門の反射板は、そこからもう少し上ったところです。
今度は、右ではなく左側を進んでみます。するとフェンスにちゃんとした案内板があるではないですか。後から写真を見ると、間違えようがないくらいハッキリした表示、でもはじめに来たとき上り口方向からは、左側先方に道らしきものは見えませんでしたし、案内板も目にはいりませんでした。「もっと分かりやすくしてくれ」と、他人のせいにしてつぶやきます。
完璧な案内があるものと思い込んでいたための準備不足。出鼻に時間と気力を少し消耗してしまいましたが、でも、考えようによっては楽しい冒険に。気を取り直して、しばらく歩くと、「少年自然の家」の門扉が。さすが施設の「管理地」、自由往来はできないようです。定時になると、この門扉を開けたり閉めたりするんでしょうか。毎日模擬階段の上り下り、ご苦労なこって。
それにしても、予定しているコースははじまったばかりです。少し歩くとすぐに、高垰山(237.0m)の山頂へ到着。3等三角点の標識があります。己斐大迫からのルートもあることを発見。三滝山方面へ向かいます。そこからはトラバースする尾根道。それでもAコースとの合流点までかなりある。途中、歩きやすい模擬階段の道がつくられた新しい分岐がありました。
さらにAコース分起点から、丸山側の下山道分岐までもかなりの距離です。到着した時は午後3時半になっていました。ここまで前もっていろいろ考えてはいましたが、いよいよ決断タイムです。林道に下りてから西広島駅まで1時間とすると、これからさらに丸山の未踏ルートを探っていると、かなり遅くなる。
しかし、このまま下りてしまうと、気分的に不消化な感じが残るので、結局、三滝山山頂まで行って引き返し、鍬投峠へ下りて、帰途につくことに決めました。
夕方のこの時間ですから、歩きついた山頂には予想通り誰もいませんでした。今回のコース、山道でのふれあいは、管理棟で伐採作業をしていた人に挨拶しただけで終わりました。(了)
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