上八木駅ルートから上る阿武山
阿武山にはじめて挑戦した今年1月、このときは上りルートでも苦労しましたが、下りも散々な目に会いました。そのとき下りるつもりだった上八木駅ルートを、今回は上ることに。上八木駅を9時40分に出発します。天気は曇りですが、昼から一時雨の予報。10時から12時にかけての気温は、17度台でした。
駅を下りて、登山口を探します。地図でチェックしたルートは、民家の敷地にあるため通れそうにありません。少しバックして、国道下にあったトンネルを通り、伊勢神社という祠の前に出ます。そこから道なりに北へ歩いたところに、何の表示もありませんが、それらしき登山口が。午前10時です。そこから山道に入ります。
このルートも、やはり阿武山の山道、落ち葉が積もった急坂の連続です。地面が湿っているので滑りがち。雪がある時季だったら、もっと苦労しそうです。途中で「中八木バス停」ルートと交差、そのまま上へ向かって直進します。汗びっしょりになりながら、40分後に本道との分岐表示板に到着。
そこから、阿武山山頂に向かって歩きます。しばらく、ほぼ水平で緩やかな尾根道。いったんコブのピークに到達し、今度は急坂を下ります。そして、さらに例のゴツゴツした岩道の急勾配を、よくこんなところを雪の時季に下りたものだと思いながら上ります。次のコブを下りて最後に、阿武山のピークに向けて滑りながらの直登です。
登頂したのは、11時15分。昼飯には少し早い時間です。それでも男女8人の年配グループが、片隅を陣取ってにぎやかに食事をしていました。一番手前にいた女性だけがこちらの挨拶に応えてくれましたが、全体的には内輪の話に没頭しています。
少し休みながら、山頂を散策していると、「西回り下山道」の標識があるのを見つけました。山の西側に下りたら帰るのがおおごとと思いながら、一応チェック。国際情勢談義がはずむグループを後に、下ります。そこからは、チップが敷かれていて軟らかい「手入れが行き届きすぎた」道。ここまでの難儀な道と比べて、天国に通じるようなフンワリした気分です。
今回はこのまま、権現山まで歩きます。途中、そのうちいつか歩こうと思っている「梅林小学校」への下山道を再度確認。1月に鳥越垰ルートをはずれて上った岩を再確認したりして歩いていると、鳥越垰に着く前に、分岐があるのを見つけます。そこには「阿武山西回り登山道」の表示が・・・。ひょっとすると山頂にあった「阿武山西ルート」への分岐になるのかも・・・。楽しみが増えました。いつかこのルートも歩いてみたいものです。
つづき: 権現山から緑井駅へひと苦労
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