相棒と早朝ハイキングに
今回は午前中から抜けられない用事があったのですが、「何としても」という執念のハイキング。初日(はつひ)ハイキングの体験を生かして、早朝から自転車で出かけます。久々に相棒も、5時半起床で同行。ここまで来ると「依存症」に近いかもしれません。
午前6時に家を出ましたが、事務所での諸準備で、結局15分の出発。己斐上町からの街中を通る長い坂を走ります。体調が良いのか、いつもは上がりきれない沼田別れ交差点の急坂を、自転車に乗ったままで上がることに成功。相棒は押して上がります。
しかし、ここからが本番、キツイ坂が延々続きます。「林道」に入り、息を切らしながらペダルを踏みます。気がつくとあたりに相棒の姿が見えません。ふり返ってみると、数十メートルほど後から、苦しいのか蛇行しながら登って来るのが見えました。「クルマに気をつけろ」と思いながら進みます。
ところが、ついにその姿が見えなくなったので、しばし止まって待ちます。そこからも続く急坂。さらに上って、ふり返るとまたもや相棒の姿が見えません。今度は少し長めに待つことにしました。はぁはぁ言いながら相棒が上ってきました。息が落ち着くまで休憩。そしてラストスパートです。何とか最後まで、休まず、立ちこぎもせずに走り続けることができました。
ひょっとしたら全コース無休で行けたかも・・・、しかし、後からなら何とでも言えるなどと思いながら、押し歩きの相棒を待ちます。それにしても、この坂はキツイ。歩くとそうでもないのですが、自転車で上がるとなると、話が違う。やまなみハイキングコースの、どの山の上り坂よりも、体力的にはキツイかもしれません。。
自転車を置いて畑峠へ、サクラが見事。丸山への山道には、タムシバの花びらが落ちています。さすがにこの時間、他にハイカーはいませんでしたし、幸いにもイノシシやヘビにも出会うことはありませんでした。ところが、今回の目的を達成するにはまだ時季が早すぎたよう。もう少し時間が必要です。来週あたり、また上りますか。
午前中からの用事に間に合わせるため、帰りは、そのままユーターンすることに。でも、ちょっと踏み外して、相棒にとっては久しぶりの、三滝山方面への山道を下りていきます。途中麓付近にちょっと急坂もあって、足を取られがちですが、大丈夫、大丈夫。でも、久しぶりのハイキングで、相棒の膝はガクガクしたらしい。
帰りの自転車は、ジェットコースター。よくこれだけの長い急坂を上ったと、心の中で自分を褒めながら、一気に、爽快に、己斐の街を走り抜けます。今回はなぜかしら、相棒も強く同感。午前9時の気温は11.2度(気象庁データ)、上りで汗をかいていることもあって、ほんの少し寒いくらいの体感温度でした。(了)
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