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2011年3月15日 (火)

ルート断面図を作る

 『初めての山歩き』(伊藤幸司著)「PART7/山歩きの行動シミュレーション」では、ルートの断面図を作ることを解いています。面倒くさい作業ですが、等高線の意味を身体で覚えるのには良いかもしれません。

ルート断面図の価値―断面図を作ってみて傾斜感を“体験”してみる
 ・・・ コース上には水平距離が出ているので、それを直線に引き伸ばしてグラフ用紙に移してそれを横軸とし、頂上部や鞍部の高度を読み取って簡単な“コース断面図”を造ってみる・・・。
 断面図では拾う点の数が少なくてもいい。つまり直線部の多い折れ線グラフのようなものになってもかまわない。ただ厳密にやっておきたいのは、水平距離と高さの比をきちんとすることである。水平距離1に対して、高さ1のグラフを作るのと同時に、1対3、1対6に高さを強調したグラフも用意して、重ねてみる。
 距離と高さが1対1の断面図は、意外にのっぺりとした印象になるはずである。しかし、これに分度器を当てると、実際の勾配が読み取れる。分度器を使わなくても、三角定規の4つの角(30度、45度、60度、90度)を当てて、その半分の角度を目見当で得る程度でも、実用性としては十分である。グラフそのものの精度からして、詳しすぎる計測は意味がない。
 高さを3倍に強調するというのは、地形の立体模型でよくとられる方法だが、山の形が肉眼で見た印象に近いものになる。人間の目は山をより高く見てしまうらしい。・・・
 1対3の断面図に加えて、1対6程度の断面図を作る。これは全ルートではなく、急斜面の部分だけにしてもいい。山に行くと、実際にこの程度、あるいはこれ以上の勾配に感じることがあるからである。

 3倍、6倍にした図を、ネットで見かけることがあります。大げさに描かれているように感じますが、ハイカーの感覚としては妥当なのかもしれません。確かに、実際に歩くときや下から山頂を見上げたときなどは、果たしてそこまで歩けるのかと思うような、かなりの急勾配に見えます。

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