広島の「もや」も原因は同じか?
先日、鈴が峯から武田山へと逆縦走コースを歩いたとき、景色が白く霞んでいました。鈴が峯から似島だけでなく宮島さえ見えない。大茶臼山から広島市街も真っ白です。黄砂にしては色が白い。後日知人と話していると、新燃岳の火山灰ではないかという疑問が持ち上がって、気象庁のサイトをチェックしたり、ニュースに気をつけるなどしていたところです。
そうこうしていると、福岡市など広い範囲でも上空のかすみが起こっているらしく、『YOMIURI ONLINE』に、「黄砂や火山灰でない・・・福岡上空に原因不明のもや」(2011年2月7日)という記事を見つけました。福岡管区気象台からの、この現象は黄沙でもないし、また風向きからしても新燃岳の火山灰の可能性もないとの見解を紹介していました。
ところが、その後、同サイトに「福岡もやの原因、中国の大気汚染物質の可能性」という記事(2月9日)が。九州大学応用力学研究所の分析によると、大気中の硫酸塩やススなどで構成される微粒子(大気汚染物質)が、通常の大気1ℓ中5万個から10倍の50万個になっていることが観測されたということです。黄沙と同じように中国から西風に乗って飛来した可能性を指摘しています。
おそらく、同じ2月6日ですから、比較的近い広島で見られた「もや」も同じ原因ではないかと思われます。中国から飛んでくる大気汚染物質か・・・。黄砂への混入も指摘されたことがありましたが、それだけがまともに眼に見える形で飛来するとは、驚きです。とはいっても今のところ「可能性」の段階ですが。
参考サイト:『YOMIURI ONLINE』「黄砂や火山灰でない・・・福岡上空に原因不明のもや」
「福岡もやの原因、中国の大気汚染物質の可能性」
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