未体験ゾーンを探索しながら縦走順コースを歩く ㊤
午前中晴れのち午後から曇りさらに夕方晴れ、最低気温1度、最高気温7度の予報でした。ところが今回もそれに反して、午前中ほとんど曇り。しかも、十連山の頂あたりには、昨日の吹雪の残雪が残っていて寒い。午後ようやく、大茶臼山を己斐垰へ下るあたりから、少し日が差してきました。
今回カガラ山と西峯はカットです。そのかわり未体験の新しいコースを探索します。武田山、大町県営住宅を過ぎたところに、最近できた「武田山登山口」の案内柱、いつか歩いてみたいと考えていましたが、思い切って挑戦することに。しばらく歩くと「七九谷尾根コース」という表示がありました。
はじめのうちは緩やかな尾根道。雪がシャーベット上に残っています。これが他のルートと同じように、「馬返し」に行かなければ良いがと思いながら歩きます。しかし、途中山道の「作業中」の表示とともに、やはり「大蔵屋敷跡」への矢印が出ているではないですか。
しかし、先を見ると、木製の階段が見えます。進んでみることに。勾配は急ですが、確かに道があります。それに雪の上につま先がこちらを向いている足跡もひとつ。何とか通ることはできそうです。ずんずん進んでいくと、吹き通し口からのルートに行き当たりました。最後は雪のためか道が分からなくなっていますが、何とか「見張台」の下に出ることができました。
そこから、しばらくすると山頂。先着者はいませんでしたが、しばらく休んでいると、息を切らして誰か上がってきました。雪を蹴って火山に向かいます。武田山の積雪は10cm程度、火山は少し高いためか、20cmくらい積もっています。火山山頂には誰もおらず、新雪を踏みしめることに。しかし、三田垰へ向かう途中、年配の方とそれより少し若い女性ハイカーに出会いました。
三田垰では、何だか分かりませんが動物の足跡のような窪みが。西側に向かって峠を下りた様子です。直前に出会った、大茶臼山へ向かうという少し若い女性ハイカーに道を譲ってもらいます。しかし、その人の歩きもかなり速そうなので、邪魔にならないよう意識して速足で歩きます。やはり、追われる立場になると多少しんどい。
丸山連山もかなりの雪です。途中から霰を細かくしたようなものが空を白くして、降りだします。大茶臼山のフェンス越えで、左足が上がりきらず、一回転して尻餅をついてしまいました。雪の上でしたが、尻を強打。ケツがさらに割れたような痛みが後を引きます。
展望岩で、そそくさと握り飯を食べます。買得と思った「半額」表示の結びは御飯が固い、ポロポロこぼれます。しかも、しっかりかまないと喉を通らない。安物買いの何とかです。結局、少し若い女性ハイカーは追いついてきませんでした。おそらく、その後は雪景色を楽しみながら、ゆったりと歩いたのではないかと想像します。
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