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2011年2月 8日 (火)

鳥越峠への道 左か右かで天国と地獄の差

 阿武山山頂からは、比較的安楽なチップ道を、表示板に気をつけながら下りていきImgp4428_editedます。そこには人が歩いた足跡がいくつか残っていました。しばらく歩いていると、雪と落ち葉が重なり着いてきて、靴がまるで一本歯の高下駄のように。バランスを保てなくなるので、ときどき蹴りとばします。

 まず、梅林ルートの表示を見つけました。思っていたよりずいぶん下の方に。小さな「梅林小へ下る」と書かれた看板がありました。さらに、前回上りで間違えImgp4430_editedた鳥越峠から七軒茶屋駅への分岐点を探しながら歩きます。しばらくすると、藪こぎをしながら上ったコブから降りきた岩場を確認。そこからかなり歩いたところで、鳥越峠の表示板を見つけました。

 直進して、権現山へ向かっても良かったのですが、七軒茶屋駅へのルートを確認しておきたかったので、そこを下りていきます。ちゃんとした登山道。雪が少Imgp4434_editedし激しくなってきました。やはり雪と重なった落ち葉に、ときどき滑りながら歩きます。峠の分岐までかなりの距離があったので、前回と違う場所に出るのではと思っていましたが、予想に反して、出口に近くには、この前見たような警告板があるではありませんか。

 砂防ダムの脇に備え付けられた、この前と同じもの。やはり、最初の直感どおり「砂Imgp4433_edited防ダムに入るな」という警告でした。どこで間違えたのか引き返して、分岐をよく確認してみると、右に行くか左に行くかで、運命が分かれたようです。前回は、道のようなものがある右に行ってしまいました。下からでは左側には道らしきものは見えません。今回降りてきたのは左からの道。案内が欲しいところです。

 そこからは、とにかく下へ降りていけば良いと思っていましたが、線路まで到達したのにImgp4407_edited、それを通り越してしまったため、七軒茶屋駅がなかなか見つかりません。結局1本乗り過ごしてしまいました。それでも、何とかたどり着いて、しばらく次の列車を待って、ようやく帰途につきます。結局、阿武山山頂から後の道でも、他のハイカーには一人も出会いませんでした。孤独なハイキング。帰りの列車の車窓から、武田山や火山の山頂付近も白くなっているのが見えました。但し右の写真は、阿武山です。(了)

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