上りで分からなかった登山口を下りで発見
先日、「初日の出ハイキング」の行程調査のため丸山ルートを歩いたとき、はじめは、せっかく来たんだから、せめて権現垰をまわって、祇園ニュータウンの南側に下りて、林道を歩いて帰ろうと思っていました。
ところが、歩いているうちに、三田垰からの下り道をまだ歩いたことがないことを思い出しました。以前、「祇園ニュータウン」から上がろうとして、新しい砂防ダムのフェンスが進路を妨げていて、登山口を見つけることができなかった道です。
今回は、丸山コースだけなので、体力的にも時間的にも余裕があります。もし道がなくなっていたら、引き返せば良い。これを逃したら今度はいつ挑戦できるか分からないと思い、権現垰からさらに小堀山を上り、三田垰に下りてみました。
いつものとおり、三田垰には、峠名の表示もありませんし、西側にある「アストラム・・・」の小さな表示板だけで、東側には何の目印もありません。しかし、改めて見ると、あまり人が頻繁に通った跡は見えませんが、結構広い道が続いています。
しかも、古くなってささくれ立っていますが、ピンクのリボンが進路を示すように、ところどころ風になびいているではありませんか。そのリボンに導かれて歩く谷道は、ほとんどが緩やかで、少し足を滑らしかけた急坂は一部分だけ。そして、たどり着いたところは、思ったとおり砂防ダムの上部です。
どこに出口があるのかと思いながら、道なりに進んでいくと、結局フェンスを乗越えて砂防ダムの横に出ることに。しかし、これは下から探したのでは、決して見つけることのできない、上から下りてはじめて分かる登山口です。これでようやく、大塚垰、権現垰、三田垰の東側への下り道をすべて歩いたことになります。(了)
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