久しぶりの全縦走順コース
久しぶりに順コースを縦走しました。「曇りときどき晴れ」の天気予報。予想最高気温は8度。実際にも、午前中は曇り。上りでは汗をかくのに寒い。幸いなことに、大茶臼山での昼食時だけ日がさして、ほんの少しだけ温かさがありました。しかし、それもあっという間に再び曇ってきて、鬼ヶ城山を過ぎるころのはパラパラと雪まじりの小雨が降るという変わりやすい天気でした。
古市橋駅を午前8時45分出発。大町名水を横に、カガラ山へ向かいます。吹き通し口から20分強で、武田山山頂。一番乗りでしたが、すぐ後から3組4人のハイカーがやってきました。岩を蹴って火山へ向かいます。途中ですれ違ったのは1組。三田峠へ向かう途中で5人組とすれ違いました。それ以降は、小堀山、観音山、丸山、大茶臼山と誰もいません。柚木城山へ向かっているときに、久しぶりに2組のハイカーに出会いました。
柚木城山山頂で休んでいたとき、古田山方面のルートから人が上がってくる気配。何回か挨拶を交わしたことのあるツーストック・ハイカーです。聞いてみると、トレーニングとしてハイキングをしているとのこと、鈴が峯方面に住んでいるため、いわゆる「逆コース」からの歩きが多いということでした。鈴が峯~大茶臼山コースを往復したこともあるとのこと。山歩きの「面白味」はないかもしれませんが、トレーニングとしては良い方法です。
話によると、315ピーク(古田山)で、大町からの縦走者に出会ったばかりと言います。 その人に会えたら良いけど、時間的には無理かとも思いつつ歩きました。縦走者がいる可能性のある鈴が峯東峯には、それらしき人はいませんでした。ひょっとしたら、あのビールを飲んでいた人かもしれませんが、大町からビールを持ってくるかな? 縦走ハイカーが山でアルコールを飲むかな? などと考えたら、声をかけられませんでした。
先日六甲山山麓の街で、イノシシに噛まれて重傷を負ったというニュースがありましたが、古田山から草沼口への下山道には、イノシシが掘り返したような跡がいっぱいありました。動物のものと思しき糞が倒木の上にあるのを見つけました。ネットで調べてみると、どうもイノシシのものではないようです。イタチの糞に似ています。また、鈴が峯西峯山頂周辺の山林では、何やら複数のものがゴソゴソ動く音。残念ながらか、あるいは幸いなことにか分かりませんが、その姿を確認することはできませんでした。
鈴が峯西峯まで、数えてみると6つのコルがありました。そのうち4番目が一番急登でしかも長い。今日は足の調子が良かったのですが、ここまで来ると、徐々に限界に達しつつあるのを感じます。帰りは、東峯にもどって下ります。ウグイス園地コースを通って、今日は堰への道ではない方の道をはじめて通ります。いずれにして、鈴が峯の下山コースはどれも急。膝と足に相当応えます。
新井口駅に着いたのは、4時10分ころ。結局、今回の全コースの所要時間は約7時間半弱になりました。今年は12回、+αコースで全縦走するのが目標。2月には、逆コースを行きます。しかし、結構ハード。ネットを見るとこのコースを歩いて、「二度と歩くものか」と音を上げている人がいましたが、その気持ちはよく分かります。それでも、また歩きます。(了)
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