全縦走逆コースに挑む ㊤
全縦走コースを逆に、鈴が峯から武田山へと歩きます。行程をイメージすると、草沼道路口から古田山へ向かう階段とか己斐垰から大茶臼山への山道、そして最後の武田山に向かう上り道などキツイところが頭に浮かびますが、その「恐れ」を克服するように、一歩一歩山道を踏みしめます。
今回は快晴。しかも予想最高気温は18度、風も穏やかです。朝は肌寒い思いもしましたが、昼近くなると日差しも温かくなってきて、山歩きには最適です。上りでは、かなり汗をかきますが、休憩していても、下り道でも、そんなに寒さを感じません。
新井口駅を9時5分に出発しました。鈴が峯口に向かっていると、陸橋を過ぎたあたりから、軽ハイキングの服装(?)をした人が、ふんわりふんわりとした感じで後から歩いてきます。鈴が峯だけ上るにしては少し時間が早いようですから、脚力トレーニングを兼ねた「午前中ハイキング」をしているのかもしれません。
鈴が峯の登頂寸前のところでも、スピッツを連れて散歩している人ともすれ違います。はぁはぁ息を切らしながらあいさつを交わします。鬼ヶ城山山頂では、「小八畳岩」方面から上がってきた若い二人の男性に出会います。「その道から上ってきたのですか」と聞くと、「とんでもない」という応えを残して、そのまま先発。景色を楽しみたいのか、途中でアンビン岩に向かったので、そこをすり抜けます。
草沼道路口では、石屋さんのポインターが尾を振りながら吠え立てるので、口笛を吹いてなだめます。今回は体調が良かったのか、捻れ階段を一度も休憩を取らずに上りきることができました。そのまま休まず古田山山道に入ります。途中で6人の女性グループとすれ違います。どこから歩いて来たのか分かりませんが、リーダーが鬼ヶ城山と鈴が峯を眺めて、何やら説明していました。
大茶臼山展望岩には12時過ぎに到着。出発から3時間で、おおよそ10分の5を歩いたことになります。いい天気の昼飯どきなのに、他に誰もいません。岩が温まっているため、直接坐っても肛門周辺部の血流障害は心配しなくても良さそうです。遠くの景色は霞んでいますが、心地よく昼食をとります。
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