全縦走逆+αコースでのふれあい
縦走メニューの最後、鈴が峯西峯とカガラ山をプラスした逆コースを歩きます。予定よりちょっと遅くなって、8時35分にJR新井口駅を出発することに。天気は晴れ、風はほとんどありません。午前中は寒さを感じましたが、だんだん温かくなって、午後2時には最高気温の13度。
とはいっても、上りで汗をかいて下りで身体を冷やしてしまう、冬山歩きのパターンです。それでも天気が良いためか、意外とたくさんのハイカーに出会いました。しかし、今回も全縦走ですから、歩ききることを優先して、「ふれあい山歩き」は意識的に追求しないつもりでした。
西峯から東峯に戻ってみると、新井口駅で見かけたグループが休んでいます。ざっと数えただけでも30人以上。「こんな早い時刻に上って、縦走でもするのだろうか。しかし、この人数では長い行程を歩くのは無理では・・・」などと思いつつ、先を急いで通り過ぎます。
それでも何気なくふれあったのは、丸山から大塚峠にかけての道を歩いているとき、スティックをもった年配の男性。「どこから」と問いかけてきたので、「鈴峯西峯から」と答えたところ、感心することしきり。さらにカガラ山まで行くことを話すと、「すごい歩きじゃ」と称賛していただきました。
ところが、その人のすぐ後に、2人の女性が立ち止まっています。道を開けてくれたのかと思っていたら、どうも1人の様子がおかしい。訊ねてみると「太ももが攣った」とのこと。先ほど話をしたハイカーとは、同じグループではないようです。
もう一人の女性が対応しているようなので、そのまま通り過ぎることに。ちょっと申し訳ないような気もしましたが、痙攣だったら、しばらく安静にしていれば治まるだろうと思いつつ、下山口の大塚峠が目と鼻の先にあることを確認して、歩を進めました。
目的のために、そういった「非情な」行動をとりながらも、古市橋駅に着いたのは16時20分です。結局7時間45分かかったことになります。大茶臼山で20分近くもゆったりと坐って、昼食時間を取りすぎたせいでしょうか。それに汗で身体が冷えないよう、途中で二度着替えをしたことも原因のひとつかも。
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