カガラ山と鈴が峯西峯も歩いて1時間短縮 ㊦
・・・「カガラ山と鈴が峯西峯も歩いて1時間短縮 ㊤」よりつづき
大茶臼山展望岩で、靴下を脱いで絞ってみると、濡れ雑巾のように水が滴り落ちます。昼食をとっている間に、はじめはうっすらと霧の筋がかかっていた山裾が見る間に真っ白に変化しました。上りで汗をかいた身体もだんだん冷えて、少し頭痛がしてきました。
そんなときには、これから先に待ち受けている草津沼田道路口のコンクリート階段や鈴が峯から登山口への階段状の急傾斜など、辛い記憶が頭をよぎります。打ち切って己斐へ下山することも考えましたが、しかし、このまま下りると身体が温まらないまま体調を崩してしまいそうだったので、前に進むことにします。
濡れたTシャツの上からウインドブレーカーを羽織ります。靴下を絞ったおかげで、足の感触はすこし楽になりました。相当気温が下がっているのか大茶臼山を下って、己斐垰に出ても身体が温かくなりません。それでも柚木城山登山口に入って、しばらく斜面を上っていると体温が上がり、だんだん元気を取り戻しました。
途中2番目の鉄塔下ですれ違った3人のグループは「本格的な登山スタイル」でしたが、下腿の部分に何やら「腕抜き」のようなものを履いていました。確かにあれならズボンの裾が濡れるのは防げるでしょう。寒い季節なら、カッパのズボンでも良いかもしれません。
鈴が峯東峯の山頂前のコル近くで、息を切らしているとき、確か前に会ったことがあるツースティックのハイカーとすれ違います。登頂後、そこから西峯をめざします。眺めてみると結構な距離。しかし、ほとんどアップダウンの少ない稜線の道です。歩いていると、ようやく薄日が差してきました。14分くらいで到着。一息ついてユーターンして、東峯から新井口駅へ下りました。
これで、3回目の全縦走ハイキングです。費やした時間は、プラス アルファを含めても、前回より約1時間短い7時間25分。雨で靴下まで濡れるトラブルもありましたが、何とか乗越えることができました。但し、前回ほどではないものの、同じように左側の足と膝が痛くなったので、もう少し足回りの微妙な調整が必要なようです。
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