« 三滝山・丸山コース 長束から三滝山へ | トップページ | カガラ山と鈴が峯西峯も歩いて1時間短縮 ㊤ »

2010年11月 6日 (土)

三滝山・丸山コース 丸山から大塚峠を下りる

 11時半ころから入った丸山登山口でいきなり、下りてくるマウンテンバイカーと出会います。この道は、あまりハイカーが通らないようで、途中は鬱蒼と藪が生い茂っていて足元が見えにくい。勾配は割となだらかですが、斜面に沿って細い道があるだけなので、うっかりすると谷側に転げそう、こんなところをよく自転車で走れるものです。

 思っていた以上に長い道程を歩いて、何とか分岐点に到着。ここから丸山山頂をめざします。何度も通っているのですが、山頂までは時間がかかります。誰もいるはずがないと思っていた山頂には、先着者が休んでいました。同じくルートを通って上ってきたとのことです。これから、大茶臼山へ向かい、広電団地に下りるコースを歩く予定だとの話。  Imgp4126_edited

 休憩中、いろいろ話がはずみましたが、何となくそこでは昼飯が摂りづらい気分だったので、すこし北側へ歩いた岩の上に坐ってムスビを食べました。12時20分ころです。しばらく進むと見覚えのある岩場コルに到着。確か、ここにやん谷コースの到着点があったはず。そこすぎて急斜面を下り、上観音に向かう道をやり過ごしてすぐに、思っていたとおり大塚峠がありました。Imgp4127_edited

 ここから下りるのは、はじめてです。他のハイカーもあまり通らないようで、道は荒れ放題といった感じ。下りはじめは落ち葉が厚く積もっていました。そのため、2回も続けて滑って、転倒。上道と下道の分岐があります。上道の方が勾配がゆるそうだったので、無理をせずそちらを歩きます。

 再び上下の道が合流したところからしばらく下りると、高さが5m以上ありそうな巨大なImgp4128_edited岩を見つけました。木々が鬱蒼としていて、薄暗く不気味です。離れてみていると何やら白装束の修行僧がぶら下がっているように見えます。恐る恐る近づいて確認すると、岩に突き出た木の根っこと、その下の岩の表面が変色していたようです。

 しばらく道があるのかないのか分からないような斜面を歩いて、砂防ダムを過ぎると三谷川沿いに。急に道が広くなります。日が差して明るい。山本のどこに出ることになるのか楽Imgp4134_editedしみだったのですが、予想通り祇園ニュータウンの下に出たようです。そこから、長束駅へと延々と舗装道路を歩きます。

 帰り道の途中にあった県営住宅の傍の説明版を、たまたま見ていると、火山と丸山の間の二山に名前がつけられています。火山から三田垰を過ぎて、権現峠の間にある399mのピークは「小堀山」、権現峠から今回下りた大塚垰までの間にある426mのピークは「観音山」としていました。どの程度一般的に使われているのか分かりませんが、315ピークを「古田山」と呼ぶようなものでしょう。(了)

« 三滝山・丸山コース 長束から三滝山へ | トップページ | カガラ山と鈴が峯西峯も歩いて1時間短縮 ㊤ »

太田川西流域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三滝山・丸山コース 丸山から大塚峠を下りる:

« 三滝山・丸山コース 長束から三滝山へ | トップページ | カガラ山と鈴が峯西峯も歩いて1時間短縮 ㊤ »