今度こそ相棒と全縦走コース歩ききったどぉ ㊦
大茶臼山からの険しい下山道を歩き、己斐垰の大茶臼山口から下りて、しばらく自動車の通る広い道を歩きます。柚木城山登山口からは、いつもながらの谷川道です。そこをやり過ごして、山頂へは14時35分到着。藪がなくなってすっきりしています。そこから古田山をめざしますが、だんだん、膝や足に痛みを感じ、限界ラインを波打つようになります。古田山到着は、14時58分。デコボコで長く厳しい階段を下りて草津沼田道路口へ、この頃になると、めずらしく相棒も足の痛みを訴え出します。
しかし、草津沼田道を横切る道は平坦、硬い舗装道ですが、まるで雲の上を踏んでいるような安らかな気持ちです。続いて鬼ヶ城山へ向かう竹薮の道、少し傾斜はあっても軟らかい腐葉土の道なので、疲れを癒やしてくれます。鬼ヶ城山には16時到着。ふり返ると大茶臼山がはるか遠くに見えます。武田山や火山は確認できません。疲れた脚には過酷な、急斜面を降りて、道行地蔵に到着。傍の公園で水を補給します。
だんだん薄暗くなってきた林道を鈴が峰へ。山頂到着は16 時42分。とうとう相棒と2人で縦走達成。山頂の片隅でバンザイです。太陽は、すでに夕陽バージョンに。たまたま先着していた2人のハイカーがいましたが、お互いの話に夢中な様子。シャッター押しを頼む隙がありません。そのため、相棒とのバンザイ・ツーショット写真は、オートタイマーで。間延びしてしまい、つくったような笑顔になってしまいました(写真は別)。
ヒヨドリ園への下り道は、階段になっているため、特別脚にキツイ。JR新井口駅には17時30分に到着しました。「駅to駅」でいうと8時間以上かかりました。
この全縦走コース達成をもって、相棒は一旦卒業することに。当初は10m上がっては休んでいた相棒も成長したようです。今回はそれぞれの頂上まで休むことなく上りきりました。ですから、今回は一般的な ペースといっても良いでしょう。
ふり返ってみると、一昨年秋、三滝山を歩いたのを皮切りに、「広島南アルプス」縦走コースの存在を知り、段階的に挑戦。一山ずつ歩くことからはじめて、二山縦走を順・逆コースで歩き、半縦走コースをまた順・逆に、さらに4/6縦走なども行って、身体を慣らし、土地勘を付けて、2年間かけての準備となりました。
「広島南アルプス」縦走コース、歩いてみるとまさに「山歩きトレーニング」。山を楽しむという余裕は、あまりないようです。
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