暑さと腰痛で5山縦走を断念して4山に
武田山山頂では広がる景色を眺め、気分転換しただけで、火山をめざして急ぎます。いつものような下ったり上ったりなのですが、どうも長く感じます。直前の急坂を歩ききって、やっとたどり着いた火山山頂には、にぎやかな高齢登山者のグループが・・・、20人近くがひしめいていました。ここで昼飯にしようと思っていましたが、立錐の余地もなく、とてもそんな雰囲気ではありません。
みんな相互の会話に夢中なようで、あいさつしても、返事があったのはひとりだけ、中には木陰になっているためか、山道を占拠して座っている腹立たしい人も。仕方なく、丸山側にしばらく下った岩場で昼食をとります。しかし、水の飲みすぎか、あまり食欲がありません。そこそこにして、丸山へ向かいます。その道程も長く、いくら歩いても「祇園ニュータウン」から離れられません。
しかも、今回の丸山コースにはまったく人の気配がなく、クモの巣が張り放題です。山頂にたどり着いた後、しばし休んで、今度は大茶臼山へ向かって歩きます。畑垰へ出る手前の鉄塔下で、さてこれからどうするか、相棒と相談です。空気は乾燥してるとはいえ、かなり暑い。しかも、先週傷めた腰左側の痛みがだんだんぶり返してきました。
今回、「広島南アルプス」全コース6山のうち、武田山・火山・丸山・大茶臼山・柚木城山の5山を歩くつもりでした。それが、涙を呑んで大茶臼山までの4山で断念することに・・・。相棒といっしょに歩くのははじめてですが、今年の春に単独歩行をしたとき、そのときの「乗り」で、すでに4山走破をしていましたから、記録更新にはなりません。
しかし、この判断は正解だったようです。やはり、日中の暑さには相棒ともどもバテ気味、鼻糞をほじくるより(下品!)楽チンなはずの、畑垰からの大茶臼山へのコースも、精一杯でした。それに休憩で屈曲体勢を取るたびに腰痛がひどくなってきます。大茶臼山展望岩ではそれがピークに。教順寺への下りコース、石畳の急坂は、左側の腰と膝にかなりの負担、めずらしく体幹がガクガクしました。
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武田山を「133ルート」から上る
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