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2010年8月17日 (火)

ついに本番 武田山ハイキング午前中コース

 ついに武田山ハイキング熱中症対策午前中コースの本番です。今回は相棒と弟夫妻が一緒。朝7時5分JR西広島駅発の電車に乗って古市橋駅へ向かいます。行きは電車の繋ぎが良くて15分で到着です。予想最高気温は34度、幸いなことに(?)曇り気味の天気です。しかし、そのためか朝から蒸し暑く、あまり清涼感はありません。

 古市橋駅から、住宅街を通って、祇園北高校手前の登山口に到着。イノシシフェンスを抜けて、谷道を進み、祇園北高登山口に合流します。山道に入るといきなり待ち構えている階段を上っていると、下りてくる親子連れ、地元の人なのか手ぶらです。分岐点では、まっすぐ馬返しをめざします。そこから山頂までの、馬も上れない岩道は、何度歩いてもきつい。

 山頂到着は9時半、試走のときの教訓を生かして、食物を持ってきていません。お腹は減ってないのですが、やっぱり頂上では食事をしないと何となく気が抜けてしまいます。仕方なく、そよ風に吹かれて景色を眺めながら、雑談を交わします。

 そこに上がってきた「一眼レフ」ハイカーに挨拶。下祇園駅からの憩いの森コースを通ってきたそうです。「駅から長かったでしょう」と聞くと、「子供のときに上ったイメージと違って、結構きつかった」との返事。子供のときはみんなで騒ぎながらハイテンションで上るから、あまり体力的な負荷を感じないのかもしれません。

 吹き通しへの下山道では、5人組のハイカーに出会いました。山歩きのきちんとした装備をしていましたが、弟に「山頂までどのくらいですか」と質問していましたから、武田山に上るのははじめてなのでしょう。あえぎながら歩いている最後尾の人に「頑張ってください」と声をかけて進みます。

 吹き通しには10時半に到着。休憩所で、案内看板をじっくりと眺めながら休みます。まだ少し時間が早いので、カガラ山を小縦走することにしました。山頂から武田山を振り返ります。その途中で、これから武田山へ向かうという年配のハイカーにも出会います。

 大町名水に立ち寄って、冷水に親しんだ後、のんびりしすぎて、12時6分下祇園駅発の列車に乗ることに。何と西広島駅まで33分かかる最悪の中継です。そして、西広島駅から暑い街中を歩いて、帰り着いたのは午後1時過ぎになってしまいました。

 今回は同じ盛夏の一日にもかかわらず、盆休みにあたるためか、出会ったハイカーが多かったようです。それに、前回単独で上ったときは、何となくもの足りなさを感じましたが、今回は話をしながら、ゆっくりペースで歩いたためか充実感がありました。(了)

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