« 地盤が緩んでいないか心配しながら歩く | トップページ | 武田山ハイキング午前中コースを試走 »

2010年7月29日 (木)

祇園北高コースから武田山へ

 あまりに暑さが厳しいので、熱中症予防のため縦走ハイキングはしばらく中止。そのため、8月に帰省する弟夫妻と行く武田山へ。これまで上ったことのない祇園北高校からのコースからチャレンジしました。相棒は体調が良くないので、今回は休みです。

 観音から古市橋駅までサイクリング。太田川放水路の河川敷は、この前の豪雨で相当の水量だったらしく、ところどころに上流から流れてきた残骸が、少しばかり走行を妨げます。道路の砂も増えて、自転車のハンドルを取られ勝ちになりながらも、何とか古市橋駅に到着です。

 そこから、花みずき台団地の手前を南に、祇園北高をめざして歩き出します。高校の北側、花みずき台団地の南側に到着しましたが、登山口が見当たりません。仕方なく高校をひとまわりしてみます。途中で野球部員から「こんにちは」と元気のよい挨拶、と思って返事をしましたが、しばらくすると誰もいなくても声を張り上げています。大声で挨拶することをトレーニングにしているようで、ちょっと気が抜けてしまいました。

 結局、高校の敷地をぐるっとひとまわりして、西側の側道を上ったところに、登山口の標識が。やっとスタート地点です。いきなり階段ですが、しばらく歩くと比較的緩やかに。何やらラリーのかけ声が聞こえます。樹に囲まれてはっきり見えないのですがテニスコートのよう。ずいぶん上のほうにあるようです。しかし、この道、今日はまだ誰も歩いていないのか、ずいぶんクモの巣が張っています。

 それに負けず歩いていくと、「大蔵屋敷跡へ400m」の分岐点がありました。今日は、身軽なひとり身なので、行ってみることに。ほぼ等高線に沿った道で平行移動です。その「大蔵屋敷跡」に着いてみると、閑散とした林。建物の礎石のようなものがあります。折りよく、谷川があったので、冷たい水で顔と手を冷やしました。地図をみるとこの道は「八幡山里道」とのこと。

 急いで元の分岐点に戻って、「馬返し」へ上ります。そこから先は、「憩いの森」からの「大手道コース」に合流するので、以前通ったことのあるコースです。それでも、久しぶりだったので、すっかり忘れていました。さすがに馬を返すだけあって、そこから上は厳しく、かなりの急斜面です。

 まだかまだかと、息を切らしながら歩きます。真昼の暑い最中のためか途中は誰にも会いませんでしたが、それでも山頂では4人のハイカーに出会いました。大人2人組みは、大町の鉄塔から上ってきたとのこと、途中で3匹のヘビに出会ったとか。大人と子供の2人組みは、大町小学校からのルートで、途中から難儀な「吹通し」からのコースを上ってきたようです。

 こちらは、これから吹通しコースを下ります。しばらく歩いていると、見知らぬ側道から、男性のハイカーが出てきました。聞いてみると、近くに住んでいるらしく、毎週上っているとのこと。どおりで登山道に詳しいわけです。武田山には、山城らしくいくつものルートがあって、まだ踏み込んでいないところもかなりあります。いずれ制覇したいものです。

 今回、カガラ山山頂へは行かず、通行が許可されている私道を歩いて、「大町名水」へと向かいます。大雨の名残りか、少し水量が多いようです。その冷たい水を、手や顔に浴び、飲んでも気持ちいい。「最高!」と叫びたくなります。一息ついて、古市橋駅へ向かい、そこから再び延々観音に向かってサイクリングです。(了)

Imgp3971_editedImgp3982_editedImgp3967_edited

« 地盤が緩んでいないか心配しながら歩く | トップページ | 武田山ハイキング午前中コースを試走 »

太田川西流域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 祇園北高コースから武田山へ:

« 地盤が緩んでいないか心配しながら歩く | トップページ | 武田山ハイキング午前中コースを試走 »