相棒と歩くと思いがけない発見が・・・
何にでも興味を示す相棒と歩くと、いろんな発見があります。今回、人とのふれあいは、挨拶程度でしかありませんでしたが、その代わり、こんな生き物との「ふれあい」がありました。
丸山から火山へ向かうコース、ピークに建てられている送電鉄塔の下で、ムカデを見つけました。物陰に隠れるようとするのを妨害して、しばらく追いまわすことに。そして、火山から武田山へのコースの山道では、再び「紺色に輝く」シーボルトミミズを発見。前回のより少し長めですが、つついても反応が鈍く、何だか元気がありません。
武田山から吹き通し登山口への下り道には、掌より大きな白いキノコが生えていました。軟らかいため、相棒が杖で触ると壊れてしまいました。カガラ山から大町名水へ向かう道で見つけたきれいな柿色のキノコ。少し硬そうでした。キノコの知識がないので、採取はせず。カメラに収めましたが、後から見るとピンボケです。
この時季、山道を彩っていたのはユリとツツジ。ツツジは春先に見かけた、2m前後の高さの木にではなく、低木に咲いています。別の種類だろうと思います。歩いていると、山道に白い小さな円筒形のものが無数に落ちているのを見かけました。見上げると、少し高めの樹に同じ形をした花が連なって咲いています。ネジキというらしい。
それから、武田山の弓場跡で面白い体験。いつも傍を通り過ぎるだけで、何やら的布のようなものが吊るしてあるのは知っていたのですが、史跡として置かれているものとばかり思っていました。ところが、今回は、「挑戦してみてください」とばかりに弓が置かれているのが眼に入りました。早速、相棒と、周りに落ちていた竹や木の枝を矢にして、的布に当たるまでトライです。でも、あんな遊びのような距離で、射的の訓練になったのでしょうか。
今回の北東半縦走逆コース、はじめは霧と雨、強風に見舞われて、途中での離脱も考えていました。午前中は汗を掻くほどでしたが、だんだん天気が回復してきて、夕方にはちょうど心地よい湿度で、少し寒いほどに。幸いなことに、そう無理な設定にはならなかったようです。次の南西半縦走逆コースは、来月の半ば、梅雨の終盤になりそうです。
岡山理科大学植物生体研究室:「ネジキ」
関連日誌
紺色に輝く大ミミズ発見
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